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日記:20250107「コミュニティで雑誌をつくりはじめた」

《思想・哲学・文学・芸術の会(以下、アープラ)》で雑誌を作りたいというひとがあらわれ、早速、制作がはじまった。ルールが完全に決定したわけではないが、売上げはひとりの代表編集長が総取りということにしようとおもっている。それにつけくわえ代表編集長に独裁的な決定権をあたえる予定。要するに代表編集長はほとんど制約なしに自分のすきな雑誌をつくることができる。

 代表編集長は交代制にして、編集長ごとに雑誌の個性がガラリと変わる。極端にいうと「死体」をテーマに最初から最後まで死体関連の詩や小説や評論や論考が並んでもいい。失敗したところでなにもないので尖ったこともなんでもできる。そういう雑誌にしたい。最初はどうしてもロークオリティのものになるだろうし失敗作ばかりになるかもしれない。まあ10回に1回くらいおもしろいものが生まれたらいいだろう。そのくらいでかんがえている。

 ぼくはなにごともひとりに丸投げするのがすきだ。ひとりの人間に独裁的な権限をあたえて自分のやりたいようにやってもらう、そういうやりかたをよくする。コミュニティにしても交代制の管理人に独裁的な権限をあたえている。単純にそのほうが楽だしそのほうが管理人も楽しいだろう。幸いなことに歴代の管理人は自分よりも優秀なひとたちばかりだった。ひとそれぞれ運営の仕方が微妙にちがうのもおもしろかった。そういうひとたちのおかげでいまのアープラがあるのだ。

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