脳の仕組みとは?
前回の記事で脳は『怒り・喜び・悲しみ』を感じているときは思考が80%停止する!
ということを覚えてもらいました!
今回は対処法の話をします。
あなたは日頃から
イライラしないようにしなくちゃ
もっと落ち着いて怒らないようにしなくちゃ
怒っちゃだめだ
なんて悩みやイライラの原因や解決のための思考をしていませんか?
わたしは毎日、毎時間思っていました。
散らかった部屋を見てイライラしちゃだめだ
子どもは遊びたいだけなんだから!とか
言うことを聞いてくれず癇癪を起こされたときも
怒っちゃだめだ、怒鳴っちゃだめ。
その時だけでなくふとした時に
なんであのとき、怒らないでいられなかったんだろう?
どうしてイライラしちゃうんだろう?
と考えまくってました。
実はこれが悩みやイライラを増幅させて、長引かせていたって知ってました?
ではなぜ対策を考えたり反省してることが、逆効果になるのか?
私たちは脳の中で考えている事と、現実を区別できますが脳はすべてを一緒(今起こっている現実)で考えています。
そのため思考を考えているはずが脳はまた同じ現状を繰り返している、デジャヴのような時間を過ごしているんです。
ただ夕飯の準備をしながら考えてただけなのに、3時間前に怒った感情が脳内に再現されている訳です。
これは悩みやイライラが長引くに決まってます。
だから悩みやイライラを解消したいならまずは、悩みやイライラに目を向けることを辞めましょう。
増幅させ、長引かせることを辞めます。
怒ってしまうこともイライラしてしまうことも、悪いことではありません。
一生懸命に子どもと向き合い本気で相手をしているんです。
誰にも認めてもらえていないような感覚も
正解がわからず迷路に迷っている感覚も
わたしは駄目なんだと自己否定してしまう感覚も
わたしは知っています。
誰からも必要とされていないような感覚も、、。
でもよく考えてください。
そう思ってるのは誰ですか?
誰かがあなたに直接言いましたか?
いきなり赤ちゃんとの生活になり、ホルモンも乱れて勝手に思い込んでしまっているだけなんです。
悩みやイライラしてしまってもいいです。
認めて許してその時、その場のみにしてあとから思い出したり考えるのを辞めましょう。
まずはそこからです!
今回の記事では、悩みやイライラの増幅や延長をさせないために、目を向けるのを辞めることを覚えて、トレーニングしていきましょう。
なぜここでトレーニングという言葉を使うのか説明しますね。
今まで生きてきた中で無意識レベルで思考、行動してきたことはまず意識して気付くことが第一歩です!
なんとなく記事を読んで1、2回気付いて意識を変えられても、またすぐもとに戻ってしまうのがオチです。
継続は力なりです。
自分の思考がどうなっているのか、どう考えているのか気付くきっかけに過ぎません。
1日に5分でも、10分でもいいです。
無意識ではなく意識していく生活に変えましょう。
では、次回は『つもり』の話を書きます。