逃げ恥!みくり母に学ぶ?人の愛し方
トップニュース。新垣結衣さんの星野源さん結婚。誠におめでとうございます。
同世代として、そして国民的スター2人の幸せな報告に素直に祝福をしたくなりました!
まぁ、我々世代としては、『ガッキーロス』みたいな話しは出てくるのかなぁと思ったりします。
さて今回は、この幸せなお二人の出会いの場ともなった『逃げ恥』から、私が共感した内容を共有致します。
1. 逃げ恥
愛に飢えた世間から、絶大な人気を誇ったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ(TBS系)』の略称。
雇用関係を結び、見せかけの夫婦となったみくり(新垣結衣)と平匡(星野源)が、不器用乍らに徐々に愛情を育んでいく恋愛ドラマだ。
しかし実はこのドラマから学ぶ事は多く、様々な社会トレンドを織り込んだ内容となっていた。
1. 愛情の搾取/やりがいの搾取
家事労働を「好きの搾取です」と表現した事も大きな話題となった。
愛がある上でパートナーが家事はやるのは当然という考えを『好きの搾取』とした。
専業主婦の年収換算(ドラマ上では304万円)等のデータをもとに、共働き時代の夫婦間に未だ残る性別役割分業の問題に一石を投じた。
これを見た時、家庭と同時に会社内でも同様の問題を感じたのは僕だけではないはず。日本古来の『愛社精神』の薄れは感じるものの、やりがいが提供される代わりに会社から低賃金を押し付けられる状況『やりがいの搾取』はまだまだ根深い問題だ。
この問題と向き合う為には、みくりの様に一人ひとりが常に自分の『市場価値』を知っておく必要があると僕は思う。
今やweb登録だけで、転職活動ができる時代。会社を続ける続けないにしろ、一度自分の価値に目を向けてみては如何だろうか。
2. 呪い/自分の可能性
「今、あなたが価値がないと言って切り捨てたものは、あなたが向かっていく未来でもあるのよ」
この言葉は、石田ゆり子演じる百合が若い女性に『50にもなって若い男に色目を使うなんてむなしくなりませんか?』と言われた際に放った言葉だ。そしてこう続ける。
「私たちの周りにはね、たくさんの呪いがあるの。あなたが感じているのもその一つ。そんな恐ろしい呪いからは、さっさと逃げてしまいなさい」
女性は年齢が上がるに従い『女性としての価値を失っているのではないか』と自信をなくしたり、選択肢の幅を縮めてしまうことがある。
そうした皆がぼんやりと抱えてるこの不安を「呪い」として名指し表現しました。
この考えは何も女性に限った事ではありません。
男女年齢問わずこの『呪い』にかかっている人は少なくありません。
『自分には無理だ』『この歳からは厳しい』『もともとの出来が違う』
こういった考えはこういった考えは自分自身の可能性を縮めてしまいます。
私も呪いにかかっている一人ですが、この呪いから放たれる方法は、『まずやる!』という行動あるのみです。
3.運命の人
女性経験がないという自信のなさから平匡(星野源)は、『男女関係になってもいい』と発言したみくり(新垣結衣)を拒否してしまう。
同じ屋根の下では心の回復が難しいほどに傷ついたみくりは、母親のケガを言い訳に実家へと逃げ出しました。
そんなみくりを待っていたのは、いつものノーテンキな母親からは想像できない刺さる言葉でした。
「運命の人なんていない。運命の人にするの」
世の夫婦が、敬い合って夫婦関係を継続しているということをなんとも心を揺さぶる言葉で伝えてくるみくり母。。。脱帽です。
これには私自身深く共感し、改めて気を引き締めました。自分の結婚生活を顧みて『当たり前になってしまっている事はないか』を問いただしました。
結婚自体が重荷とも表現される昨今において、結婚する意義とは何か。最後に私の大好きな映画の言葉を添えて終わります。
『地球上には数え切れないほどの命と人生がある。
その一つ一つは大して意味のないもので、だから人生はひどく虚しい。
でも、その人が生きた証をすべて見守って、その虚しい人生に意味を与えるのが夫婦というものだわ。
だから、私は夫のすべてを見守りたいの。
いいことも、悪いことも、すべて見守りたいのよ』
映画『Shall we dance』
ジョン(リチャード・ギア)の奥さん(スーザン・ザラントン)の名言。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?