【ブランド】とは？

私達は【ブランディング】と言う考え方、手法で、様々なビジネスに関わっています。

では【ブランディング】とは何か？
その前に、そもそも【ブランド】とは何か？ を考えてみました。

多くの人が【ブランド】と言うと、マークやロゴ、デザインや商品、価格と言うか言葉で説明しようとします。
確かにいずれも要素としてはありますが、それは部分的であったり、ツールや事象の一つであり、お客様とブランドが出逢う『タッチポイント』を指している事が多いです。 ※タッチポイントに関してはまた後日。

では【ブランド】とは何か？

ブランドとは、企業が作り上げる製品やサービスである。
しかし、それは形あるものではない。
ブランドには企業の強い思いが込められている。
それを生み出し、育て、社会に提供した時に、お客様の中に生まれる
企業とお客様との繋がり、その製品やサービスをお客様が捉えるイメージ。

私はそう考えました。

しかしながら、この言葉を聞いて
『よく分からん？？？』
が正解だと思いますｗ

そこで私は図式化されたモノがあれば、お客様と同じ感覚でブランドを捉えられ、問題を顕在化しやすく、
また向かうべき方向性が示されるのではないかと考えました。

【ブランド】とは？
出した答えがこの３つの◯です。

『企業（=やりたいこと）』
『商品/サービス（=できること）』
『お客様（=求められていること）』

という3つの丸が交わるところに【ブランド】ができると考えました。

【ブランド】は企業が作り上げた商品やサービスがお客様に届いた時に初めて伝わるモノですが、決して商品だけでは無く、商品に込められてストーリーやコンセプトといった見えないデザイン『意図』であったり、製品そのものやパッケージ、そこに記載された文字や図柄といった『意匠』からもブランドを感じる事が出来ると思います。

そうやって定義すると【ブランド】がゆっくりですが見えるものになりませんか？

『この商品あのブランドらしい♪』
『このブランドでこのサービスなくない？』
『やっぱりこのブランド、軸がブレてないわ〜』
『このキャッチコピーたまんない！！！』
『今回の商品、これまでと全然違うけど、、、　このブランドらしい！！』

あなたが好きなブランドはいかがでしょうか？
あなたが育てるブランドはどう思われているでしょうか？

企業が思うままに、お客様に受け止められるブランドは素晴らしいと思います。
【ブランディング】は、そのブランドの思いをお客様に真っ直ぐ届ける為に行う手法だと考えます。