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出かけないには理由がある
結構前ですが、コンタクトレンズをやっと買いました。
近眼で、中学三年生のときには視力0.3きっていたと思います。
今はもうメガネか、あるいはコンタクトレンズしないと何もできません。
さて、近眼の人は老眼になりにくい、なんて聞いた事あると思いますが、嘘です。私なりました。
近くも見にくい、遠くもぼやけるという最悪の状態です。
ど近眼だったので、メガネ作るとレンズが牛乳瓶の底です。技術が発達していて薄く出来るのですが、そこにめちゃくちゃコストがかさんでえらい高い値段になります。なのでメガネ壊れたからってそうそう新しく作れなくて、今かけているメガネの前のメガネは、レンズも傷だらけだったけれど、壊れるのはフレームばかりだったので、レンズはそのままでフレームはとりかえて、取り替えたフレームに合わせてレンズの形を削ってというのを、三回くらいやってます。
その間に老眼がすすんで、度数も合わなくなってきていました。
スーパーのレジ打ちのパートなので、手元が見えるほうが普段の生活には困らない、ということで、それに合わせてメガネの度数を調整して新しくつくり、手元は見やすいのですが、遠くがぼんやりするようになりました。
おそらく運転免許更新時、視力検査は落ちてしまうだろう程度です。
そして今まで使っていたコンタクトレンズは遠くはよく見えるんだけど手元は見にくい、というふうになってきました。
そう、スーパーのレジ打ちパートや普段の生活にはちょっとし辛い状態になってきたのです。
なのでコンタクトレンズをしなくなりました。
普段の生活に支障はないが、遠くはぼやけてよく見えない、こうなってきた結果、出かけることが非常に少なくなりました。そりゃそうですよね、景色の良いところに行ったって、LIVEに行ったってよく見えないのですから、楽しめるはずがありません。でも今までのコンタクトレンズだと、遠くは見えるけれど近くが見づらいから、出掛けた時の遠くを見る以外の様々なことがしづらいわけです。例えば買い物、出先で何かを読む、などなど。
解決策は2つ。
1,コンタクトレンズで遠くを見て、普段の生活はメガネ、要は老眼鏡をする。
2,コンタクトレンズで視力を少しあげて、遠くを見るために更にメガネをかける。
どちらにしろ、メガネ、コンタクトレンズ、どちらかをなくしてしまったら、とても難儀です。
それで、コロナ禍の世の中になってしまって、というのもあったのですが、しばらくメガネだけで生活していたら、第三の道が提示されて、今それで普段からコンタクトレンズしています。
それは、左目は遠くが見えて右目は近くが見えるという、いわゆるガチャ目状態です。
そんな状態大丈夫なのか?と思うでしょうが、眼科で処方してもらったので、お医者様を信じます。
眼鏡ってね、煩わしいんですよ、やっぱり。
左右のコンタクトレンズの入れ違いも発生しないですしね。
以前はどっちだか分からのくなったこと多々。
ちょっと違和感はありますけどね、
両目で見るように、あまり意識しないでね、とも言われましたし。
それから、やっぱりこの方法は合わない人もいるんですって。どうしても頭痛とかして無理って人とか。
長々書きましたけれど、やっぱり歳とると色々身体に不具合が生じます。
出かけるのが嫌じゃ無い人でもこうして出かけたくなくなる理由ってものが発生するんです。
私はこの目の調整力がなくなってきて、出かけても楽しめなくなったからですが、他にも、トイレが近くなってきたからだとか、似合う服がわからなくなっただとか、足が痛くなるようになっただとか、色々理由があると思います。
そばにいる人はどうか、気がついてあげて、解決策を見出してほしいと思います。
今回の私の場合だと、コンタクトレンズの新調、いわゆる人工的にガチャ目状態にする。
トイレが近い、だったら漢方薬で改善測ったり、尿漏れ防止パンツの購入だとか。
足が痛い、だったら歩きやすくて、歩行矯正の効果もある靴の購入だとか。そしてこの手の物は高価格で手が出しにくい、も一因。
はなから出不精な人でなければきっと、又出かけるようになりますから。
若い人へのお願いかな。
(執筆は2022/11)