村井の恋

※  画像は全て公式サイトで公開されているものを使用しています。


#1~#4

#1, #2 は Aパート、Bパートのどちらかは面白いけれど、どちらかは退屈するという状態で、見続けるかどうか迷った。
#3 くらいから作風が掴めてきた。
#4 は、桐と弥ちゃんの腹の探り合いのようなお芝居が面白かった。
村井,桐山,平井。掛け合いが面白いし、3人の声のバランスも良い。

アニメ派だけど、原作派の方が「紙芝居みたいなパラパラアニメで残念」という投稿をしているのをよく目にした。
この作品、ドラマで実写化されている。
観てはいないけれど、春夏秋冬の声役に声優さんがキャスティングされて、ネットニュースになっていたので薄っすら覚えている。
この作品、モノローグ部分が多いし、台詞のテンポも速い。
モノローグ部分が多いと画面はほぼ動かない状態になるか、オフ台詞にして画面を動かすかのどちらかになるのではないかと思う。
どちらの場合も、声優さんの腕の見せ所になる。
台詞のテンポが速いと、その速さに連動した映像を作り込むか否かになると思うけれど、実写化されている作品なのでそこで勝負をしても。。。という気もする。
特にテンポの速い作品でオフ台詞を使う場合、キャラクターの表情にポンと戻った時、声優さんのお芝居と作画の見せ方で温度差を感じることがある。これが起きると、せっかくの面白さが台無しになるし、そこまでどんなに繊細に作られていても興ざめする。
この作品、声優さんのお芝居が物凄く良い。
作画で動かしてキャラクターにお芝居をさせていない分、声優さんのお芝居に集中できるし、そこを主軸にして見せている作品だと思う。
何でもかんでも繊細に動かせば良いというものではない気がする。
昨今、実写化された作品を観ていないと思われるのに批判する方をよく目にする。
この作品を「アニメが酷い」と批判している投稿内容の中で、実写作品について触れているものを目にしなかったのが謎だった。
実写作品が批判されていれば観ていなくても話に乗っかるけれど、話題になっていなければ何も言わないのかな。
「原作は面白かった。アニメは駄目だ。」と言う前に、どういう作品背景があって作られているのかは確認しないのかな、原作を好きなのに? と思ってしまう。
エンタメなので評価はつきものだし、作品へのダメ出しはあっても良いとは思うけれど、ダメ出しするのであれば
「原作のこのシーンは、こう見たかったので残念」とか
「パラパラアニメなので、こういう点で見づらかった」
などもっと具体的な内容の文章にすれば作り手さんも分かりやすいのでは?と思うけどな。

OP

春夏秋冬が乙女ゲームのキャラクターということもあり、アニメーションも楽曲もゲームの感じがよく出ていて楽しい。
最初の「一本目」の「一」は話数にすれば良いのになぁと思ったけれど、アニメーションの繋がりでいくと「一本目」の方が良いのかな。
楽しくて毎回観てしまうけれど、「もしもタイプになれたなら」のところの春夏秋冬がグルグル回るやつ、脳内でもグルグルしてしまう。
春夏秋冬が脳内に居住しそう。

▼ インタビュー記事


#5

「村井くんが花火の効果音を発しているのでは?」
「ドォン、ドォン、ドォン」
って。。。共感できるが故に爆笑した。
花火を見ている人の後ろを田中と村井が歩く時、隙間からサスケ 2号のお面姿がチラチラ見えるところも笑った。
花火じゃなくて田中に見惚れる村井の表情、可愛かった。
「もしも私が『花火、綺麗ですね』って言ったら」
「花火より先生の方が綺麗です」← ここ、春夏秋冬の声だよね?
脳内変換してる。 この感覚、ものすごーく、分かるー!!
作り手さん、Good Job です!!

金魚すくいのところ、妙に綺麗な金魚の作画と音楽の演出によって出来た雰囲気に浸っていたら「先生、凄く大きな金魚がいます」って、金魚じゃないよ!! 鯉じゃん!!
「錦子ちゃん」ネーミング、可愛い。
「村井の鯉」おやじギャグにも爆笑。

「3秒、あなたの時間をくれるのなら許せます」
「ありがとうございました、大好きです」
村井、カッコイイ。これはドキっとするなぁ。
田中の一句「高そうな 柔軟剤の 香りした」ベース音。でアイキャッチ。演出、良かった。

村井父とのやり取り、面白かった。
村井父の声、あの声優さんが父親役をするとは。。。
時の流れを感じたなぁ。

食堂での会話、学生っぽくって良かった。
桐が喋ると舌のピアスが見えるのがいい。「時々」なのがいい。
八重歯? 犬歯?みたいな歯が時々見えるのも可愛くていい。

バスの中で燃える村井、恋をした時の美形な作画と一緒じゃん!!
ってな感じで笑った。


#6

村井が流れ星みたいに登場した時の作画、カッコ良かった!!
1話に何度か登場する気合の入った作画、良い!!
「お義兄さん」← その漢字表記やめろ!! のツッコミ、面白かった。
「もっと触ってもらってもいいですか」とか
「あなたのほっぺたを食べるためなら消防士にだってなれます」は、ホントどんな台詞だよ!!って感じだけれど、村井が真っすぐ言うから何かカッコいいんだよなぁ、笑えるけど。

弥ちゃん、普段は美少女声なのに。。。って感じの声の使い分け、楽しい。
「ちぃちゃん」から「村井くん」に呼び方が変わるところ、音楽の演出が切なかった。
平井、優しい。
平井が弥ちゃんにキスするところの音楽の演出、恋が始まる時はやっぱり選曲はアレなのかしら?
幼少期のエピソードを真似ての「弥ちゃん、ヨシヨシ」。
言い方がちょっとおバカっぽいけど、ヘタクソな気遣いが伝わってきたし平井らしくて良かった。で、またあの曲。何か笑える。

「先生のココも仮止めしておきます」きゅんっ「キュンじゃねぇ!!」
とツッコミが入っていたけれど、あそこはキュンだ!!
Aパート終わりにエアハグがあったけれど、あっちの方が「キュン」なのかしら。
Bパート終わり、「カワイイ奴だと思います」の田中の言葉の後に村井がチカチカする描写、良かった。で、平井、ナイスアシスト!!ハグ成功!!

弥ちゃんの
「好きです。10年くらい前から、ずっとすき!!」
のところ、某作品のオマージュみたいなやつ、上手いなぁ。
ココと、EDの最後がリンクしているのか。
パワーを溜めるところが音楽を使っていて良い!!
でも弥ちゃんが放ったハートで囲んだら駄目なんじゃない?
村井に届けてあげてー。
これを観てから本家が放っているのを見ると、何か笑ってしまう。。。
OP も EDもアップテンポで作品の雰囲気と合っているし、OP から EDまで笑えていいな。



#7

Aパート終わり、「か・え・れ!!!」コールからのアイキャッチの「村井の恋」コール、良かった。
アイキャッチ、毎回、楽しい。
弥ちゃんの「ふざけているのは学力だけにして」の言葉、笑った。
今回、文化祭ということもあり、盛り沢山だった。
場面展開も多いし、新キャラ登場も多いし、少しごちゃごちゃしていて見づらかった。
後ろのエピソードに出てこないキャラは出さない方が良いように思えたけれど、文化祭の賑やかな雰囲気を出すにはゴチャっとしていた方が良いのかな。
そのせいか、作画がいつもに増してアレな感じだった。。。
ただ観ていると、
今回、盛り沢山で丁寧になんかやってられねーんだよ。
っていう感じで殴り描かれているようにも観えてきてしまい、何だか笑えてしまった。


#8

冒頭、「何、いまの幻覚?」風の作画になっていて良かった。
「好きになれ、理解しろ。とは言わねぇから、誰かが魂削ってこの世に生み出した作品として尊重はしろ。それを前提におけない人間に何かを評価する資格はない。しかと心得よ。」
良い言葉!!そーだ、そーだ、その通りだー!!
平井の画面を押し込む描写、良かった。
テンポが速いので台詞を言うのは大変そうだけど、ちゃんと聞き取れた。
滑舌良く言っています感もなく、上手い!!
平井にゲームを一緒にするのを断られて「桐。。。!」と言う村井の表情、可愛かった。
村井の「行ってきマス!!」の作画、カッコ良かった。けど笑ってしまった。

「全員、服を着て椅子に座れ。あと教室で花火はするな」って、どんな学校だよ!!
山門の中の方、台詞回しがいい。益々、楽しくなりそう。

村井「山門先生にバレたかもしれない」
平井「えっ? 何が? もしかして授業中、エロ動画見ていること?」
村井「それはバレてる」
平井「やべぇーじゃん」 ← オマエがな!!

恋人役のところ、「茶番劇、やってます」みたいなお芝居で笑った。

Bパート、田中の部屋の天井に貼ってある春夏秋冬のポスター、手が 3Dみたいな作画で、っていうかあんなポスター貼ってあったら寝れないよ。。。

平井の部屋でゲームをしているところ、爆笑した。
一体、どんなゲームだよ!!って感じだし、春夏秋冬の中の方、こーゆー台詞は本当に上手い。
「孫〇空じゃねーんだから」が意外すぎる例えで笑った。
本家が同じ台詞を言った時「えっ、何のこと?!」って、これから思いそうだよ!!
平井が掛け算の答えを質問するところ、「何聞いてんだ」の連発で更に笑った。
面白かったけれど、こりゃぁR13指定くらいだなぁ。

#9

「大体、他人の不幸話で盛り上がるなんて自分のつまらない人生を少しでも良く思おうとする薬物療法みたいなもんでしょ」
前回に続いて良いこと言う。「平和的特効薬」必要だよなぁ。
「大変困ったことになりました」のハンコ、笑った。

平井の「”ンー”みたいな記号、何?」って爆笑した。
ルート記号、確かにそう見えるなぁ。
更に、8の自乗「88」って。。。
「同じ数字を2掛ける」ではなく「同じ数字を2書ける」と解釈したのか。
もぉ、爆笑だった。
優しく教えている村井とのやり取りも面白かった。
遠くを見つめる桐の作画、良かった。
桐の目に寄っていく → ぼんやりした車 → 田中と山門にピントが合う → 桐が平井に「見て!!」と合図する。ココのとこの映像、臨場感があったし、音楽の演出も良かった。

山門と駆け引き?交渉?する桐、優しい。
桐は洞察力が優れているし、策略家だなと思う。
そこの部分を感じさせる含ませた言い回しにしているけれど、桐の可愛さや軽い感じも残している。お芝居、上手い。

平井が弥ちゃんの好きなとこを自問自答しているところ、ここの台詞回し、凄く好き。
「排泄物」はよく聞くけれど「わいせつ物」って。。。
言葉遊びが上手すぎる!!
弥ちゃんが目のみの描写から姿が現れるのも良かった。
8の段を言うところ、何の呪文だ?と思った。
「俺に8の段を覚えさせる奴、特別じゃないわけねぇーだろ!!」
って、爆笑した。
キスしたところがフレームアウトして、「おめでとう」がフレームインする描写が良かった。

田中の過去に少し触れていたけれど、びっくりした。
冒頭の言葉に説得力が増したし、沁みた。
春夏秋冬を好きになった理由に、何てこったと思ってウルっとしてしまった。
「村井の恋」でこんな気持ちになるとは。。。

山門と何かあったのかと村井が問い詰めるところの音楽の演出、良かった。
この作品、音楽の演出が凄く良い。


#10

「必要のないベースギターを小学生のマブダチに押し付け」
って笑ったし、押し付けられた描写が可愛かった。

伝説のシーフードカレー作り体験の時に登場したキャラ、あの俳優さんじゃない? 
作画に気合を入れている箇所が面白すぎる。

今回のアイキャッチの「村井の恋」、ナレーションの方が言っていて良かったー。

山門の生徒との関わり方の話、なるほど。と思ってしまった。
「人って本。人と関わる度に新しい本が読める」
この感覚であれば、人と関わることは楽なのかもしれない。

田中の生い立ちの話、切なかった。
過去の自分の言葉は声ではなく文字で見せているところ、良かった。
田中の中の方の台詞回しも良かった。
この作りでぐっと作品に惹き込まれた。
でもその後は。。。何て見せ方何だよ、多きく振りすぎ!!
田中の中の方のお芝居も大きく振りすぎ!! 感情が追いつかない。
ここまで思いっきり振りきってくれると、楽しくていいなぁ。

脳内の春夏秋冬、台詞回しが凄く良かった。
「だって二次元だもん!!」って笑った。

カメラマンさん、本当に誰?って感じ。(#7の文化祭の時もだけれど、この作品、この声優さんにこれだけしかお芝居させないの?!というキャスティングをしてくる。)
漫画形式でカメラマンさんの紹介をする描写、良かった。
段々文字が見切れていくのも面白かった。

春夏秋冬の中の方がグっと盛り上げてから、村井に交代しての告白、凄く良かった!! キュンとした。
でもキュンの余韻も束の間で、あの曲とカメラマンさんの気持ちと重なった描写に笑ってしまった。
で、ニュースに出ているって。。。毎回、楽しい!!


#11

平井と弥ちゃん、いいなぁ。
弥ちゃんは真面目だから、平井くらいおバカな人が合うのかも。

「村井の幸せは俺の幸せだ。正直、お前の為ならどんな危険でも犯せるし、どんな汚い手だってつかえる。」
桐って、何で村井に対してここまで思えるんだろう。
文化祭の時にチラっと話が出た、中学の頃の恋愛絡みなんだろうか。
石器時代の桐の描写、可愛い。
いや、息の根を止めようとしているから可愛がっていたらダメか。

田中と村井が呼び出される時の校舎の背景画、Bパート始めの運動場の背景画、軽いタッチと色彩が良くって好き。

脳内の春夏秋冬、カッコ良かったし「ここで消える前に僕は去る」のところあたり、花びらがついたところが消えている描写になっていたのが良かった。

村井の記憶が映像化されているところ、途切れたり色彩が乱れたりするのが良かった。
少年村井、目は今の村井のままだったなぁ。これ、大事!!
黒髪ロン毛、ベースの練習って、本当に「へんしん!あなたを射止めるぜ」だなぁ。
恋心が丁寧に描かれていたので、キュンというより見守りたい、気持ちが伝わるといいなぁと思った。


#12

Aパート始め、少年村井が田中にハグして押し倒すところ、体サイズの違いが可愛かった。
少年村井が「約束です」というカットの作画、少年だけれど村井だった。
村井の恋エピソード、切ない。
田中に席に戻るように言われた時の村井、目だけで哀しい気持ちが伝わる描写になっていて良かった。

春夏秋冬の「僕は彼女に愛されて幸せだった」
何かキュンとした。
全ての二次元キャラ、そう思っていてくれー。
この部分がこの作品にハマる切欠になる理由の 1つではないのかな。
『自分の好きなキャラが三次元で登場したら』って考える方は多いんじゃないかな。

村井の「こんなどうしようもなく情けない僕を、もう 1度だけ助けて欲しい」の台詞の後でOP。
観ている側も応援したくなっちゃう演出で良かった。
『君が報われない現実をボクは許さない。』その通りだ、村井がんばれー!!ってなった。

山門の「平井、お前敬語使えたのか?」って笑った。

痛ベース、笑った。作画、気合が入ってたなぁ。
超カッコイイんですけど!!

村井がウルウルして山門に抱きつくところ、可愛かった。
桐と平井のウルウルも可愛かった。

田中を一途に想う気持ち、あそこまで想わせるので余程の理由があって好きになったんだろうなと思っていたけれど、そんなに大きな理由ではなかった。
でもそれが少年村井にとっては大きなことだったんだと思う。
「迷うことなく真っすぐに、誰の目も気にせず好きなものは好きだと大声で言えた。あの頃の自分」と同じように真っすぐ好きだと伝えてくる村井の行動が、田中の「人の気持ちは変化する。信じて裏切られた時が怖い。」を動かしたんだと思う。

村井が先生になっていたのにはびっくりした。
平井と弥ちゃんはどうなったんだろう。
#11,#12 としっとりした内容だったので、Cパートとかで最後の大爆笑が欲しかったなぁ。

「死神坊ちゃんと黒メイド」とキャスティングが似ているなぁと思いながら観ていたら、監督さんと音響監督さんが同じ方だった。
全然違う作風だけれど、両作品とも爆笑した。
お二人が作る笑いにハマってしまうんだろうな。

作り手の皆さん、物を食べながら観ることが出来ないくらい爆笑しました。
本当に楽しかったです!!


この作品、直ぐに 2周目放送がされるらしい。
ちなみに配信はディズニープラスだけのはず。
TOKYO MX,BS日テレ:2025年 1月 5日(日) 23:30~


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