メカウデ
※ ダメ出し多めの内容なので、嫌な方は読まないようにお願い致します。
北九州市が舞台になっているけれど画風もあるのか、あまり「北九」という感じはしないように思えたけれど、土地勘のある方はどうだったんだろう。
「博多豚骨ラーメンズ」や「Buddy Daddies」は、場所と場所との距離が分かるくらいで、土地勘がある人間にとってはかなりテンションが上がって観ていた。
この作品でも同じ感じを期待していたので、少し残念だった。
ストーリーは面白い回と、退屈に感じてしまう回の波を感じた。
#1,3,6 が面白かったし映像も良かった。
アクションシーンは、#1 の Bパート中盤、#6 の Bパートの残像?の描写が良かった。
背景画が多い状態で動かすところは、観ている方もグルっと回っている感じになって面白かった。(アトラクションに乗っている感じ)
#1 の Bパートのコミカルに描かれているところは可愛かったし、ヒカルとアルマの掛け合いも良くって面白かった。
Bパート中盤、アキがヒカルを見つけたところから「動いたら殺す」のところまでの映像、良かった。
背景画の見せ方や撮影、上手いなと思った。
「これからどうなるの?」という気持ちになったし、良い導入回だった。
#6 のカガミの感情スイッチが入るところ、ハガレン好きには懐かしさもあってテンションが上がった。
チビいじられも懐かしくて良かった。
#9 で「アルビトリウムが高密度で結晶化した氷のようなもの」の中で戦う姿は、日番谷冬獅郎を思い出してしまい、それも何だか良かった。
#8、多分、佳境の入り口回だった気がするけれど、あまり良くなかった。
詰め込まれ過ぎている気がした。
メカだからガシャンガシャン感があり、普通のアクションシーンとは違ってスッと流れる感じにはならないのに、複数キャラのガシャンガシャンがあり、纏まりがなく見づらかった。
その上、ギャグっぽいシーンが多く組み込まれていたので集中が途切れてしまい、ストーリーに乗っかれなかった。
映像で魅せたい感、笑わせたい感は伝わってくるけれども、空回りしている仕上がりになっていたように思えた。
オルデラゲート、もっと作り込んだ描写にして欲しかったなぁ。
最終話、あれは関門海峡だなぁ、きっと。
#8 以降、残像?の描写をよく使っていたけれど、見づらかった。
ここぞという時に使うのは、おぉ!!と思ったけれど、バトル中に多用されると酔う(作品酔いではなく、乗り物酔いの感覚の方)というか、集中が切れてしまう。
色彩もハッキリしたものではなかったので、夜の色と相まって暗く感じたしバトルの華やかさを後押し出来ていなかった気がする。
最後、ヒカルが席を譲るシーンで終わったけれど、アルマと過ごした日々による成長のように感じて良かった。
OPアニメーションはカッコ良いけれど、曲調が作品のイメージと若干合っていない気がした。
少しシリアスな感じだし、EDもしっとりしているし。
作品は中学生らしい可愛らしさがあるし、キャラクターデザインも可愛いので、OPはもっと軽快な雰囲気にしても良かった気がする。
キャラクター数、多すぎる気がした。
オリジナル作品ということもあり、キャラクターについて調べても情報を得られないので、もう少し少ない方が良かったな。。。
アキのスカート丈問題。
「見えないのが不自然だった。見せたくないのであれば黒いスパッツを履かせれば良かったのでは?」
というような内容の投稿を目にしたけれど、同感だった。
シニス&デキスが出てきた時点で後ろから見たら丸見えだと思うし、一歩でも動いたら見えるよ。。。
あれで見えずに戦っているのはどう考えても無理がある。
スパッツを履かせるという発想は無かったので、なるほどなと思った。
プリーツスカートなのでヒラヒラさせている感はあったけれど、スパッツを履かせてもっとヒラヒラさせたら躍動感が出て良かったのではないかなと思う。
又は見えた時に何か文字を書いておくとか。
毎回1カットだけ見えるルールにしておけば、SNSで何の文字だったかで盛り上がりそうだし、女性でもそんなに嫌な気分にはならないと思うので。
この作品、クレジットに演出が出ていなかったと思うけれど、どうしてたんだろう。
毎回アップされる「WEB予告」の右下のヒカル、可愛い。
「第9話予告」、ヒカルの言い方も面白くって爆笑した。
決め台詞。って知らないよ!!
「クラウドファンディング」「初作品でオリジナル作品」と応援したくなる要素があり、そういう気持ちの方も多かったのではないかなと思う。
次の作品が本当の勝負だと思う。良い作品を作って欲しい。
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