奥さんを女性として好きじゃないけど、結婚して子供を持つ男たち
奥さんのことは女性として好きじゃないけど結婚して子供もいます。
そんな男性を実際知っている。
私が知る限り5人居る。
えー、奥さんもそうなの(同じ価値観なの)?
と聞くと、言葉を濁したり、そうじゃなかったりするようだ。
男と女の化かし合いは、実は男の方が一枚上手なのではと思う。
だけど、少し考えてみると、彼らは実に現実的なのかもしれない。
自分にも適齢期があり、子供を持ちたいと思った時に、この人ならば自分の子供の母親として、家庭という小さな社会の構成員として、ともすると生涯の伴侶として、及第点となったなら。
その人との遺伝子を遺すことにあまり惑いはないようだ。
と、書いてはみたけど、これは女も変わりないかもしれない。
まあだって、女性は年収とかも男性に求める条件に入れちゃいがちかなー?って。
不惑を過ぎて、なお愛とか恋とか考えちゃう私からすると、その知人たちからの発言に一度は度肝を抜かれたものの、冷静に考えれば考えるほど、効率的で無駄がないなぁ、と。
ただ、奥さんはあなたのことが好きかもしれないぞ!と思うと少しやるせない。
奥さんのことは家族として愛してる。
と声高々に言うのだが、そういう男に限って、自分を一人のヒトとして、男として愛してくれて且つ女としてヒトとして愛せる存在を追い求めている。
愛とか恋とか考えちゃう私にとっては、これまた複雑な感情が噴出する。
そんな男性は多くはないが、一定数確実に存在する。
家族として末長く大事にされたいのか、激情を交えて恋とか愛とかぶつけ合いたいのか、どちらが幸せなのだろう。
続く