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【超有料級】年間支援1,000万円アスリートになれたスポンサー獲得メール作成術


〈最初に〉

 今回は、私が実際にスポンサー獲得やアスリート社員入社が出来たメール作成術をご紹介します。これを知っているだけで、価値観や人生が変わります。
 あんなこと出来たらいいな、こんなこと出来たらいいなと思うことのほとんどは、自ら行動することでなし得る事が可能です。

自らの環境を整える事は、自らが行動する事で変えていく事ができます。


〈営業メールが全ての鍵を握る〉

 最初に営業メールを企業に送ることで、企業とのコンタクトを図ります。一見難しそうに見えるスポンサー獲得ですが、営業メールが全ての鍵を握っていると言っても過言ではありません。なぜなら、ファーストコンタクト(営業メール)が第一印象となり、企業側としても、対応するか無視するかの基準となるからです。


〈440社以上に問い合わせをした結果〉

 投資をする企業側も何処の馬の骨かわからない相手に対し、忙しい中時間を作ったり、労力を割くわけにはいきません。ましてや物品や資金の支援を行いたいとは到底思わないわけです。

 つまり、そのファーストコンタクトで全てが決まります。私自身も440社を超える企業に個人的に問い合わせを行いましたが、返信があったのは70社程度でした。その70社の中でも、「弊社はそのような活動は行っておりません」と丁寧なお断りが多くありました。

 そして、実際に20社近くの担当者の方にお時間を頂き、話を聞いて頂きました。その中から具体的に支援の話に進んだのは、5社程度でした。


〈1%にも満たない〉

 私の場合、条件が特殊で海外を転々と活動を行う為に、年間1300万円もの予算案を提出しました。そして、スポンサー契約ではなく、アスリート社員としての雇用を条件で提示しました。一部だけなら、支援できるという企業もいくつかありました。

 しかしながら、レスリングという競技は、所属名のみ試合着に記載することを許されております。その為、試合の際の露出が出来ません。やはり、企業としてもメディア露出を最優先に考え、試合着への社名やロゴの記載にこだわる企業も少なくはありません。

 何より現在注目されているのは、SNSです。SNSを通じて、その人の人間性や認知度を簡単に知る事ができるからです。


〈問い合わせを受けた企業が行う事〉

 実際に問い合わせをした企業のから誤作動で担当の方が上司の方に送ったメールが私宛に送られた事がありました。

そのメール分には、
「レスリングの梅林太朗様からお問い合わせがありました。調べたらWikipediaもありました。どうしますか?」
という内容でした。

 私はその後の対応に期待をして待っていましたが、残念ながらその企業からの応答はそれ以降ありませんでした。

 問い合わせを受けた実際の企業は、問い合わせ窓口を設けている企業はおそらく同じような対応をしている事が推測されます。実際にコンタクトを図り、お時間を頂き、お話をさせて頂いた企業の方も事前にインターネットで調べている事が多い印象があります。


〈後悔したくないなら行動あるのみ〉

 私は、およそ半年で440社以上にアプローチをかけましたが、同時にトライアンドエラーを繰り返し改善を行いながら取り組みました。メールの内容は、徐々に増えていき、

受けての気持ちになって伝える事が何よりも大切

という結論に至りました。


〈辿り着いたメール定型文〉

 トライアンドエラーを繰り返し私が辿り着いたメール定型文の構成をご紹介します。


・挨拶
最初に自らを簡潔に名乗る。

・用件を伝える
簡潔に要望を伝える。

・自己紹介
自分自身の経歴や目標を伝える。
伝え方は、過去→現在→未来が望ましい。

例)私は、○○ような実績があります。
   私は今、日本で○位です。
   私は、オリンピックで金メダル獲得を目指しています。

・目標への計画を伝える
目標達成の為に取り組んでいる事
これからの計画を伝える。

・計画に必要なモノを伝える
支援して欲しい金額・物資・環境などを具体的に

・志望動機
なぜ貴社でないとダメなのかを伝える。
※注意※
これを伝えられないと他の企業でも良いでしょ?となる為

・最後にまた用件をしっかり伝える
例)以上の理由でお問い合わせをさせて頂きました。
   以上の理由でご支援して頂けませんでしょうか。

 はっきり伝える事が何よりも大切だと思います。企業側も忙しい中、時間を割いて下さる訳なので、あやふやな内容や数字ではなく、具体的な例や金額を提示する事で話をスムーズに進める事ができます。


〈営業メールの狙い〉

 営業メールが全ての鍵を握ると述べましたが、これはコンタクトを取る一つの手段でしかありません。しかしながら、メールでコンタクトさえ取れれば、相手は脈なしではないと考えて良いでしょう。(お断りメールを除く)

 つまり、営業メールでは
「いかに興味を持ってもらい、話す場を設けてもらえるか」が目的・ゴールとなります。

 相手の立場や気持ちを考え、どのようにアプローチをしたら、相手は興味を持つか、話を聞きたくなるのかを考えメールの内容を作成するのが一つのポイントとなります。


〈自らでスポンサーを獲得するメリット〉

 これは、アスリートに限らず、スポンサーを獲得したい方全てに当てはまります。何もせずともスポンサーの話が来る方は、別ですが、自ら行動する事で、自分に都合の良い条件でスポンサーと契約できるというメリットがあります。

 事務所に所属して仲介をして頂いたり、企業側からの案件でスポンサー契約してしまうと、自らで獲得するより縛られる印象が強くあります。

 また、自らで営業する事で、自己分析する力を養う事ができます。学生であれば、就活時に、社会人であれば、転職時に必ず役に立つ能力です。そして、具体的に話をする事は、伝える能力や推測予測する能力の向上に期待ができる為、物事を計画的に考える事が出来るようにもなります。

 競技を引退しても、物を作ったり、売ったりする時にも役に立ちます。なぜなら、自らを売り出せない、環境を作れないのに、他社が作った物を販売する事、自分の想像している物を作る事は、より難易度が上がるからです。

つまり、自分を売り込む事は、それらの土台となります。


〈最後に〉

 今の環境に満足されていない方こそ、立ち上がり、行動すべきです。

 行動したものにだけ、人・情報・お金が集まるからです。

 近年では、転職や副業などをよく耳にします。それらも同様に行動力が求められます。行動力は、誰もが持っています。それを使うか使わないかはあなた次第なのです。

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梅林太朗 Taro Umebayashi
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