プレミアリーグ第24節ウルブスvsアーセナル「いざ、CL圏へ!」
お久しぶりです。ナーゲの魂です。
予告していた通り、これからnoteの方の活動も再開していきたいと思います。4月までなるべくたくさんの試合の分析記事を書きたいなと思っているので、ぜひSNSでの拡散よろしくお願いします。
はじめに
今回取り上げるのはタイトルにもある通り「プレミアリーグ第24節 ウルブスvsアーセナル」の試合です。アーセナル視点で分析していこうと思います。その前に事前情報としてアーセナルは主力メンバーのコロナ陽性や怪我なども相次ぎ、1月は公式戦未勝利となっていました。個人的にはFAカップのノッティンガム戦が一番主力とベンチメンバーの差が顕著に現れた試合だったのかなと思います。ですがその後のノッティンガムの快進撃を見ると、決してアーセナルのパフォーマンスが特別低調だったのかと言われれば首を傾げるところもあります。なのでこれからは主力メンバーだけでなく、ベンチメンバーの活躍にも期待したいです!!
スタメン&結果
スタメンは上記の形です。アーセナルにはAFCONか帰ってきたパーティーがいきなりスタメン。またAFCONでベスト11にも選ばれたエルネニーもベンチに控えます。そしてなんといってもアーセナルには我らが冨安が代表時に負った怪我でベンチ外となっています。代わりにセドリクが出場しています。
またアーセナルは直近の5試合で3試合でレッドカードによる数的不利を強いられており、特にジャカは攻守に良い仕事をしているだけにもあって、そこが懸念材料となっています。
ウルブスはいつも通りの3-4-3で中盤にはモウチーニョではなく、デンドンケルがはいりました。
第一章「定まらないプレスの基準点」
アーセナルの守備は普段ならウーデゴール(8)が一列上げ、ラカゼットと2枚の4-4-2で相手2枚のCBにプレスをかけて、誘導するというオーソドックスなシステムに可変しての守備となります。これがいつもの可変なのですが、この試合のアーセナルは相手の3バックに対してサカ(7)とマルティネッリ(35)がWGらしい振る舞いを行っていました。それが相手3バックと同数を作り出すということです。ではなぜ作り出すのかというと、大切なことはもちろんボールを奪う為です。守備はボールを奪うために行うのですが、アルテタはボールを奪う場所や奪ってからのゴールまでの道のりをある程度予測していたと思います。ではどのようなシチュエーションでアルテタはボールダッシュをし、ゴールまで展開しようとしていたのか。下の図をご覧ください
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これはこの試合のアーセナルの高い位置でのプレスの駆け方です。基本は4-4-3でパーティーが中盤の底のようになっています。先ほど話した通り、マルティネッリ(35)とサカ(7)がWG化しています。ここから二つの問題点を解説します。まずは上図にもある通り本来、WGであるはずのウルブスのトリンカオ(11)が中盤まで降りてきて、ジャカのところで2vs1を作られていました。これに関してはなかなか対応が難しくなると思います。なぜならこの場面でパーティーがスライドしたらいいんじゃないかとも思いますが、パーティーはウルブスのヒメネス(9)が中盤まで降りてきてキープをする。そこから前向きの選手を使われ、展開される。アーセナルとしてはそのようなシチューエーションを避けたっかたんじゃないかと思います。なのでスライドできずに、中盤の底でステイしていたんだと思います。ではどうすればここの2vs1を上手く解消できたのか。それはラカゼットのポジショニングだと思います。この試合のラカゼットのプレスはウルブスのGKジョゼ・サー(1)までかけていました。ですがそのプレッシャーのほとんどが直線的にプレスをかけたもので、コースを限定し、誘導できずになっています。ですがこの試合であまり中盤の数的優位を使われて大崩れしたわけではないので、改めて相手GKも参加した時の守備は難しいものだと思いました。無失点ならOK❗️❗️
2章「ウルブスのスペースの使い方」
もう一つのポイントが「SBの裏&CBの間」についいてです。
このシチュエーションには二つのステップがあります。最初のステップが上図のような形です。先ほど説明した通り、この試合のマルティネッリ(35)は相手のCBにプレスをかけていたので当然相手のWBがフリーになるので、そこにはティアニーorセドリクがスライドしてマークを埋めます。ですがティアニーorセドリクが縦にスライドするので必然的にティアニーorセドリクの裏のスペースが開きます。恐らくウルブスはそのスペースを狙っていたのかなと思います。なのでそこのスペースにヒメネス(9)やトリンカオ(11)が走り込みます。アーセナルはリヴァプールのようにSHのプレスの強度が高くはないので3バックの両サイド(キルマン23、サイス27)がある程度狙ってボールを蹴れたので、繋がるシーンもありました。ですがアーセナルの両CB(ホワイト4、マガリャンイス6)はそのスペースに勘づき、カバーする速さは俊敏でした。ですがウルブスが一枚上手だったなは次のステップです。
上図にある通り、トリンカオ(11)がSBの裏に走った時にもちろんマガリャンイス(6)がカバーに行きます。ということはそのマガリャンイスの裏のスペースが使われて、真ん中があくというシーンがありました。これはここまで前線に人数をかけているので裏に広大なスペースができるのは承知済みなのですが、そのためにスペースを使われた時に如何にして帰陣することが大切だと思います。
最後に
1月の補強が無く、どうなるかと思いましたがマルティネッリの退場は若さ故のものかもしれませんがこの試合での彼の活躍はやはり今後のアーセナルの未来を背負って立つ一人だなと改めて確信しました。また最後の崩しの場面はさまざまな豊富なアイデアがあり、特にサカ、ウーデゴール、スミスロウは無数のアイデアで僕らを楽しませてくれます。
またこの試合に勝ったことでまた一歩CL圏に近づいたのでラスト3ヶ月頑張りましょう❗️❗️
最後に、もしこの記事がおもしろかったのならぜひSNSで拡散してください!
最後まで拙い文章でした読んでいただきありがとうございました。
では、また!!
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