<21-22アーセナル選手名鑑「MF編②」>
こんちゃ!どうもいったーです。
いやぁやっぱり2月中旬から3月下旬の国際Aマッチまでの怒涛の過密日程が懐かしいですね。
3日ごとにアーセナルを見ないと死んじゃいそうです。
(その前に選手が死にます)
FA杯もまさかの1月初旬で敗退、欧州カップ戦もない3月。
うーん、いつもドタバタのこの時期に不甲斐ない試合が続いて
気づいたら4冠から0冠と一瞬に転げ落ちるあの絶望を感じられたのも
幸せの時間だったんですね。
21-22アーセナル選手名鑑はこちらのリンクで貼っておきますので
興味ある方はぜひ~
それでは、21-22アーセナル選手名鑑MF編②スターーッツ。
21-22アーセナル選手名鑑MF編②
MF 23 Sambi Lokonga サンビ・ロコンガ(ベルギー代表🇧🇪)
MF 25 Mohamed Elneny モハメド・エルネニー(エジプト代表🇪🇬)
MF 34 Granit Xhaka グラニト・ジャカ(スイス代表🇨🇭)
MF 87 Charlie Partino チャーリー・パティーノ(イングランド🏴)
MF 23 Sambi Lokonga サンビ・ロコンガ(ベルギー代表🇧🇪)
■生年月日:1999/10/22
■契約:2026/06/30(新加入)
■前所属:アンデルレヒト(BEL)
■身長:183cm
■今季結果:(14試合/0ゴール/0アシスト)
育成の名門アンデルレヒト出身のサンビ・ロコンガ。
今季は1年目ということで徐々にイングランドのプレーテンポに慣れさせながら、出場機会を増やしていく算段だったはずだが、プレシーズンでCMFトーマス・パーティが負傷離脱したことから開幕から2試合連続でスタメンを飾りました。
少々荒削りながら、ボランチの位置からロブパスを駆使しながらラストパスを供給しようとする姿勢やドリブルでもヌルヌル剥がせるスキルとワクワクしかありませんでした。
それもそもはず、CMFロコンガは名門アンデルレヒトで弱冠20歳そこそこでアームバンドを巻き、中盤に君臨していました。
アンデルレヒトの監督であるヴァンサン・コンパニが激推ししているコメントがあります。
夢かと思いますよ、あのヴィエラ、デブライン、カンテ、ファブレガス全員の能力を供えているのが、彼サンビ・ロコンガである。と
個人的にはまさに17番アレックス・ソングの駆け出しの時そっくりだと思います。
あとは守備の時にサボらないことです。フラフラどこかに行っちゃう癖がちょっとラムジー感あるので愛嬌ですが、ネガトラの時に全力でプレスバックしていない感は少しいただけません。
FA杯敗退が決まったvsノッティンガムフォレストではCMFパティーノ&CMFロコンガのコンビでしたが、互いに右往左往で何をしたらいいかわかってない感が強く、オフザボールのボールの受け方のレッスンが必要そうです。
ジャカまたはトーマスのターンオーバーで是非とも我慢強く起用したい選手ですね。
この2人を突き抜けるくらいの勢いがきた時が待ちきれません。
MF 25 Mohamed Elneny モハメド・エルネニー(エジプト代表🇪🇬)
■生年月日:1992/07/11
■契約:2022/06/30(6年目)
■前所属:ベシクタシュ(TUR)(ローン移籍)
■身長:180cm
■今季結果:(7試合/0ゴール/1アシスト)
真のEgyptian Kingは皆さんご存じのとおり我らがモハメド・エルネニーです。
今冬もアフリカネイションズカップでエジプトを準優勝に導きました。全試合でスタメン出場しています。一家に一台のノリでエルネニーは手元に置いておきたい選手です。
今季はPLは7試合と多くありませんが、特に試合を終わらせる役目を担っています。いわゆるクローザーという役割です。球際が滅法強いかと言われたら確信を持ってYesとは言えず、縦パスはなかなかチャレンジしない、ドリブルで運べるかというとそうでもない。
しかしアルテタ監督から信頼を勝ち得ているのは、フォアザチームの精神です。
苦しい時間帯でも走り抜き、ボールにチャレンジし続ける姿勢はチームに勇気を与えますし、最後の一歩が出るようになります。
どうせ定型文だろ、そんなこと思ったことない、と思うそこのあなた。
フィットボールはチームスポーツですよ。
まさに昨季16年ぶりに敵地オールド・トラフォードで勝利した最後のチェイスは心打たれました。そう。CMFエルネニーは見る人の心を揺さぶることができる選手なのです。
という感情的な側面は終わりにして、彼の得意なミドルシュートを見て終わりにしましょう。
今季終了時点で契約は満了します。昨夏時点で放出候補として名前が挙がっていましたし、このまま行くと延長はなさそうですが、そんな逆境をひっくり返してほしいです。
最後CL権を取るために是が非でも目の前の勝ち点を守らなければならないとき、真のエジプシャンキングは我々を救ってくれるでしょう。
MF 34 Granit Xhaka グラニト・ジャカ(スイス代表🇨🇭)
■生年月日:1992/09/27
■契約:2024/06/30(6年目)
■前所属:ボルシアMG(GER)
■身長:185cm
■今季結果:(13試合/0ゴール/1アシスト)
次の9月でCMFジャカも30歳を迎えます。なんだか感慨深いです。
年を重ねてここ1~2年は減っていた悪質タックル癖が露呈されてしまいました。
CMFジャカの無謀なタックルであることは間違いありませんでしたが、他の選手、他のチームが同様のレベルのタックルをした場合には見逃されていることが多々あります。PL七不思議の1つにカウントしときましょう。
今季は4-2-3-1を使いながらもビルドアップ時にCMFジャカがLCBとLSBの間に落ちる形ではなく、10m程度前方でボールを受けることがオーソドックスな形になりつつあります。
相手を背負った形からターンして前を向くプレーよりも、すでに前を向いた状態からボールを散らすプレーが得意なCMFジャカです。中長距離のロングキックやライナー性のキックの精度も非常に高く、いわゆる“距離を変えるパス”で攻撃のリズムを変化させます。
ディフェンシブサードからミドルサードに移行する際の組み立てに非常に貢献できる選手です。
一方で、CMFトーマス・パーティと共に攻撃から守備への切り替え“ネガトラ”では最初の防波堤ということで、ボールホルダーにガツンとあたりにいきます。まあ激しすぎてカードをもらうこともあります。(13試合13ファウルイエロー5枚、レッド1枚ファウル自体そこまで多いわけじゃないのにね、、、)
スイス代表で10番キャプテンを務めるほどのチームの中心人物ですが、いつかの秋のvsクリスタルパレスで交代時にサポーターを煽るようなジェスチャーを取ってしまいユニフォームを投げ捨てるという、サポーターの怒りに油を注いでしまいました。当時アーセナルでもキャプテンでした。SNS関連で色々家族のことについて心無い言葉を書き込まれたり、試合ではブーイングされたりとスケープゴートにされており、誰もが退団一択だと思っていました。
しかしながら、アルテタ監督に説得され今があります。現在でもSNSを通じて心ない言葉を受けていると明かしているCMFジャカ。
退場の回数の多さや正対した1on1は必ず足を引っ掛ける癖など色々ツッコみたいことは多いですが、仲間思いで、フットボールに対して真摯な姿勢であるCMFジャカと一緒にCLに出てアーセナル復権を証明したいです。
MF 87 Charlie Partino チャーリー・パティーノ(イングランド🏴)
■生年月日:2003/10/17
■契約:???
■前所属:アカデミー(2015~)
■身長:182cm
■今季結果:(0試合※FA杯1試合、EFL1試合1ゴール)
彼はアーセナルの未来です。(何回これ言ってるかわからんけど)
数々の才能を輩出してきたヘイルエンドですが、あのCMFジャック・ウィルシャー、MFブカヨ・サカ、OMFエミール・スミス・ロウをも超える史上最高の才能と言われているのが、MFチャーリー・パティーノです。
17歳にしてU23アーセナルの背番号10を背負い、今季EFL杯準々決勝vsサンダーランドでデビュー戦デビューゴールをやってのけました。
その後は、FA杯vsノッティンガムフォレストで初スタメンを飾りました。
チームとしては敗れてしまうほろ苦な試合でしたが、果敢にボールを受けに顔を出しながらポジションを適宜修正していました。ボールスキルやプレービジョンはさすがヘイルエンド産ということで文句なしでした。一方で当たり前っちゃ当たり前ですがフィジカル的な問題を抱えていることも同時に判明しました。線が細く少々のコンタクトでプレーにばらつきが出ていたので今後身体の成長とともにプロレベルの身のこなしを覚えていくことでしょう。
チャーリー・パティーノは純血のヘイルエンド産というわけではなく、なんとルートン・タウン所属時の11歳に10k£の移籍金を支払ってアーセナルにやってきました。当時はチェルシ、スパーズ、マンシティetc…から声がかかったようでしたが、やはりヴェンゲル爺の存在が大きかったみたいです。素晴らしすぎる!
あの辛口コメンテータ、元マンユナイテッドのリオ・ファーディナンドもパティーノを称賛するコメントを残しています。
最後にアカデミー同士の対決になったアーセナルvsマンユナイテッドの試合で見せたパティーノの超絶テクニックをご覧いただいて締めたいと思います。
それではこのへんで、、、
ばいころまる~~〜
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