サエ

創作だったり考え事だったり。面白くありません

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マガジン

  • 現代に生きる魔女の話

最近の記事

失った世界

なんか、今日は精神的自殺行為に走った。 思浮かべるは暖かな世界、孤独を知らない時間。 それは苦手な冬だった。 いつの間にか、私と関わり、 いつの間にか、信頼を知り、 孤独ばかりの自分には毎日が春のようで、 喧嘩、仲直り、雑談、そしてまた喧嘩 時に呆れられ、それでまた仲直りをして、 いつの間にか季節は変わっていた。 そんな時にとある人と話しながらよく訪れた神社を訪ねた。 特に意味はなかった。だけど悲しい、その人との悲しい思い出を思い出すのは承知の上だった。 その道を歩く度

    • 謝罪とお礼

      私は死ぬ事を決めていました。 常にそればかりで、トラウマ、 希望という言葉に対しての嫌悪感 そして本当にいつ死ぬか、いつ死ぬのがなるべく周りの方に迷惑にならないか、 けれどその時まで精神が耐えられるか。 この毎日が半年は続きました。 原因は、言う必要も無いかもだけれど 気持ち供養として書き残します。 長く付き合いのあり、私のイヅル愛に理解、 そして応援してくれていた遠距離の婚約者が、 調子が悪いと言って連絡が途切れた。 毎日話していた人がいなくなって 毎日心配で、毎日待

      • 無題

        それは美しい思い出で オルゴールの終わる音で目が覚めた、 幸せの声を聞いて眠った夜を思い出した 孤独の中すれ違う人の笑い声があの時の 蝉の鳴き声になればいいのに 一人で凍えながら歩いた雨の日の水溜まりが あの夏の終わりの浅瀬の海になって仕舞えばいいのに 裏切る希望ほど絶望を助長するものが無いと気づいてしまいたく無かった 心を失くしたいと、自我こそ邪魔だと思う自身の目の前にある愛はそれを許さない 最早沈むのも時間の問題である船だろうとあの日あの時なら構わなかっただろう

        • 無題

          私は死ねない 勇気が無い 縋るものしか無い 今日もいつも通り、息苦しさで目が覚める。 何度目か、数えれば時間はかかる程ではある けれど慣れる事はない、残酷な睡眠 救済の言葉は充分に受けたはずだった。 けれど当然直ぐに脳内に浸透してはくれない その癖、優しい思い出に首を絞め続けられ 一日が始まり、そして終わる。 思い出は大切にしていたい、大切なものである反面、それは呪いとなり、そして希死念慮になり 私はずっとその呪縛から逃れられない。 こうなるならずっと5年前に1人でいた

        マガジン

        • 現代に生きる魔女の話
          2本

        記事

          悲鳴の絶えない脳内世界

          人間不信だ 苦しいし悲しいし悔しい 今まで無いことにしてきた、 理不尽な扱いの記憶が、急に押しかけてくる 誰かに相談しようとも思わないし したところで変わるものはない 自分の存在は情けなくてぐちゃぐちゃだ。 それでも多少の責任があるから、死ねない どうしたいのかもわからない 考えがまとまらない  人を拒絶しながら生きる事が守る術なのか だけど私は私に嫌な事をした人でも、 親切にしてくれる人に対しても、 多少傷ついても誰に対しても優しくありたかった 僕の布団は血の後で

          悲鳴の絶えない脳内世界

          お別れのある世界

          ごめんなさい  大切な、結婚の約束をした人 あなたは今日から私にとって何の関係もない人 毎日話してたのが当たり前だった。 それはすごく不思議な話で、夢で私がその人(?)に何か悪い事をしてしまった。だけどそれでも肯定してくれた、優しい人だったという夢をその人と出逢う数年前に見たことがあった。 それから数年後、その人とゲームをきっかけに 知り合った。その人は恋愛も結婚も興味は無く、 それでも私を好きになってくれた人だった。 私は興味が無かったから、適当にあしらっていた だけ

          お別れのある世界

          人のうわさの世界

          人は願いを口に出すと叶えられると唱える。 だから言う。だけども簡単には叶えられない。 なのに人は悪い噂を口に出す。 そんな人に限って、軽々と。根拠も無く。 だけど、人はそれを好む。人は人の弱点を好む。そして沢山の人が周知することで、事実となる。 本当に事実かどうかは解らないのに。 こんなことが自分も、そして 自分以外の人間に関しても見かけることがある。 私は極力人の悪いうわさ、には関わりたくない。 自分の身に起きてからそれを信じるようにしたい。 努力は実らない。悪い噂

          人のうわさの世界

          アタラシイ世界

          ハロー、グッドモーニング。 Hello,good morning. 新しい世界 すごくキツくて仕方なくて情けなくて 毎日話してた人が急にいなくなった世界 でも人を信じたいなとは思えるようにはなって そんな人に支えられて生きてる世界 私らしくないでしょ 私らしくないね でも少し人間らしくはなったかもね

          アタラシイ世界

          ニンゲンの世界

          人間は定期的に人間を餌にしないと生きていけない人種が存在する。 仲の良い過去も無かったように。 私は10年以上かけてやっとそれを知った。 優しい物だけじゃ飽きる罪深いイキモノなんだと、今もどこかで誰かが息苦しく、傷つき、涙するものがどこかにいる。 罪を犯したものはいかなる理由があろうと、罪を犯したから、という理由で袋叩きにあい、理由は聞き入れられない。罪に重さがある事も忘れて。私はこうしたよ、私はこれはやっていないよ。 それも全部、信じない。誰も信じない。だから言わ

          ニンゲンの世界

          甘ったるい世界

          人混み、キャッチ、大声で叫ぶ外人。 汚れた空気、ところどころの道のゴミ。 それだけ聞けば、誰だって嫌気がさすだろうし、私も正直嫌いな部分が多い。 だけどそれに負けない笑顔や、 ポップな、パステルな、カラフルなものたちがずっと強かった。 私は少し苦手な、 クレープや綿菓子の甘ったるいにおい。 チャーリーとチョコレート工場を思わせる、 色とりどりなキャンディーショップ。 個性的な服や、それらを着る人。 まるでウェブゲームの、仮想世界のような、 観光に笑顔の人、好きな服を堂

          甘ったるい世界

          承認欲に埋もれた世界

          今まで気にしてこなかったし興味はなかったんだけど、いや、勿論絡んでくださっている方々には感謝しているしこれからも仲良くしてくれたら〜 とは思っているのだけど、最近周りを見ると仲良い子ほぼ人気者。今まで自分が好きな事していればよかったし、アンチ問題とかあったけど今は比較的平和で別に問題ないって思ってたんだけど、いかんせん結局は自分も無い物ねだりの欲張りだ どうしたらいいんだろう?ここで人気者になりたいって言っても何も変わらないのはやらなくてもわかることだけど、人気者じゃないと

          承認欲に埋もれた世界

          嘘みたいな本当の世界

          もう半年以上になる、夢の中で一定の期間をずっとループしている。小学校6年生の頃をずっと、最初は夢が続く事が不思議だったけど、楽しかった今思えばその時に夢日記でもやればよかったかもしれないような、もう何回も巻き戻されているから意味のないような。クラスの友達、仲良い友人、係のグループ、密かに気になっていた子、全部同じ、卒業して、友達と写真撮ったりして、その次にはまた授業、給食、放課後 もう疲れてしまった だけど最近その中で、何か変化があるのだけれど、それは殆どが物騒で、爆発や

          嘘みたいな本当の世界

          鬱々とした世界

          生きる+?=幸せ? 幸せ、平穏に生きる事を私は望んでいる だけど何でも、求めれば求めるほど、 自分の理想とは遠くなることがある。 生きたくても生きられなかった命、 その人が感じた最期の感情はなんだろう 死にたくても死にきれなかった命、 その人が流した涙はなんだろう 泣きながら親の金でロープを買った者 幸せを噛み締めて明日のために眠る者 空っぽの命に群がり命を無駄にしまいと、 自分達の生きるためと蠢く獣、虫 悲しみの涙は何故こんなにも苦しく、 喉の奥からつんとした痛み

          鬱々とした世界

          もう見る事がない世界

          隊長と呼んだ人 ※年齢、性別的なものに下心等無く見てね 出会いは17歳だった。 ゲームでのアカウントでの話だった。 まだ若かった私は、自傷の写真を、 そのまま載せてしまったのだ。一部略、 友達であった、比較的人気であった者を 不快にさせてしまい、それを拡散された。 それは相手が人気なのもあり、 その界隈では一気に広まり、殆どが私を、 蔑み、笑い、嫌い、孤独は最早当然だった。 だけど、私はいつも通りやっていた。 そうした頃に、〇〇(ゲーム名)仲間 と言える人達に恵まれ、

          もう見る事がない世界

          感情論の世界

          僕が死にたいだなんだと言って辛くなるなら 本人にやめろとか言う前にまずあなたが ミュートやらブロックやらするべきじゃないんですか、何のためのツイッターの機能なんですか まぁ流石にね、 グロとかエロとか流してたらやめろって なるけどそうじゃないですよね、 第一僕のアカウントですよねこれ、 あなたにああしろこうしろ、 ごめんなさいすいませんなんて僕はあなたに とって何ですか、フォロワーなら外せばいい そうじゃないなら見なければいい 機能も使わずただ本人に文句を言うなんて 恥ずか

          感情論の世界

          切り替わる世界

          じめりと湿った、水気の多い地面 その反面蒸し暑い空気 鬱々しく思えるそれらは、御構い無しだった だってお父さんがいたから。 モヤモヤする事も、お父さんがいたから、 その湿り気を澄んだ空気にするような そんな気分にしてくれた。 人気のない神社の帰り道、 紫陽花は僕の手よりも大きかった。 悪縁を切る神社 お父さんの体がよくなるようにと願った 行きも帰りも遠い、1つの旅だった。 お父さん元気にしていますか。 僕は暫く生きたら、 この寂しさともお別れしようと思います。 そう思

          切り替わる世界