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その書類を読んで、「そうとらえましたか…」 面白がってみる。

7ヶ月働いた職場での事。

そこは、個人が申請した書類を、
交付する場所で、

書類を交付する為には、
身分証明書と
もう一つの書類が必要だった。

持参物の欄には、

1.身分証明書
2.〇〇の書類(お持ちの方)

と書いてある。


ある日 一人の女性が、書類の受取にやってきた。

「身分証明書と、〇〇の書類をお願いします」
と私が言ったら、

「家にはあるけど、お持ちの方 と書いてあったから、持ってこなかったわ」
と その女性は、悪びれもせず堂々と言った。

「???…」私は一瞬 無口になった。
何を言っているのか、わからなかったのだ。

申請者全員に、
全く同じ説明書類を渡していた、が…


記載されている、2つの書類を持参する人。

彼女のように、敢えて持って来ない人。

書類を全く読まずに、何も持たずに来る人。

「この書類の書き方が、わかりにくい!」と
怒り出す人。

こんなの持ってこれるはずがないと、
大声を出し帰る人。

たくさんの色んな人がいた。

「ここに、記載されています」と
その人たちに伝えても、
ご自身の捉え方を変える人は、
ほとんどいなかった。

同じものを見ても、読んでも、
捉え方は人それぞれ。

これって、
全てに 通じる事なんですよね。

以前の職場でも、
例えば 書類に、
締め切りの日がいつ…とか
注意事項はこれ…とか 記載されていても、
書類を読んだ全員が、同じように
理解してくれることはなかった。

・そもそも読まない

・読むけれど、対応しない。

・締め切り日など、本人が大事と思う箇所だけを読み、他の項目を読まない

・よくわからない事をそのままにする

・わからない事を身近な人に聞いて、
 誤った理解をした。
(わからなくても書類の発信者には、質問しない)



これは、書類に限らず、
どこででも
誰とでも起こる事なんだ。

もしかしたら人の数だけ、
受け取り方、捉え方、意味づけ…があるのかもしれない。
この事が前提だと、知っている事が
とても大事。

そして
ミスコミュニケーションを少なくする、
無くすには、
伝える側が工夫することが必要。


もし 意図と違う捉え方をされたとしても、
イラッとしたり
相手を責めるのではなく、
そのままを受け止めよう。


怒りは
自分が疲弊してしまうだけ。

「こんな人いるんだー」と
面白がる位でいたい と、思っています。

最後まで読んてくださって
ありがとうございます!
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だんごイカ
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