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🍏小学校で英語を学ぶ意義とは?


日本の公立小中学校での外国語教育は
どうして英語だけなんでしょうか?

アメリカの影響が
強いからでしょうか?


▼戦後の日本の英語教育の歴史

1950年代: 英語教育の目的は「文法・翻訳」中心で、受験英語の色が濃かった。
1970年代: コミュニケーション能力の重要性が認識され、リスニングやスピーキング活動が導入され始める。
1989年: 新学習指導要領で「聞く」「話す」活動の充実が求められる。
2002年: 小学校で「総合的な学習の時間」が導入され、英語活動が推奨される。
2011年: 小学校5・6年生で「外国語活動」が必修化。英語の授業は週1回程度。
2020年: 小学校5・6年生で英語が正式教科化。3・4年生では「外国語活動」として導入。



もちろん世界的に見れば
「英語」の威力は大きいです。

進学のための受験でも英語は必須です。

英語塾に行かせる親御さんは
お子さんの将来に有利だと
考えてのことだと思います。


*** *** ***


▶何のために英語(外国語)を学ぶのか


そもそも外国語を学ぶ意義は何でしょうか。


よく言われるのは

「国際的な人財育成」
「世界で活躍するため」


私は、日本の小学校で習う外国語は
必ずしも英語でなくてもいいと思っています。

もちろん海外の人と
コミュニケーションをとるのに
英語が使えると、とても便利だと思います。

でも、英語以外にも中国語やスペイン語など
世界中で多く使われている言語があります。

むしろ希少言語の方が
役立つこともあるでしょう。


多様性の時代に生きる子供たちが
学ぶ外国語は
選択する余地があってもいいのではないか
と思います。



▶小学校から英語(外国語)を学ぶ意義


外国語を学ぶことによって
得られることは何でしょうか。

私はこう考えます。

みんな違って当たり前で
むしろ違いに興味を持ち
面白いと思えること

私はこうだけど
あなたはそうなのねと
違いをそのまま
受け入れられる
ことの方が
よほど大事だと思うのです。

偏見や思い込みに
まみれてしまう前に
日本以外の世界を知ること

どの言語や文化にも
上下はない
こと


それは異文化理解にも繋がります。



外国語能力と
人間性は全く別です。


ないものより、あるものを見る
ことができれば

もしクラスに
外国ルーツの子どもがいても
日本語ができないだけで
いじめたりしないでしょう。

そして世界は多様性で
満ち溢れている
ことを
知るチャンスでもあります。

その環境を生かすも殺すも
周りの大人次第だと思います。


英語ができれば国際的という
単純な図式ではありません。


*** * ***


真の意味での
多文化共生社会

それぞれの文化を尊重し
多様性を認めて
お互いの強みを活かしあう社会

ではないでしょうか。


そうなるといいなと思います。




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2025/2/3



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