本を読む。
小さい頃から読書が好きだった。
文字を目でなぞる、それだけで自分の見ている世界がぐんと広くなる。
紙を捲る音、匂い、触感、ここまでくると少し気持ち悪いかもしれないけれど、私には全てが愛おしく感じる。
1日の始まりの朝には私の身体は重いし、気付いたら終わりを迎えている毎日が寂しい。そんな小さな苦しささえも、本は忘れさせてくれる。
漫画、純文学、エッセイ、図鑑。ジャンルは問わない。
自分の世界を変えてくれる、みたいなうさんくさいことは言わないけれど、本を読んでいる時間は私にとって大切な宝物。
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