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「現金一択派は損をしている」という話
コンビニ(ほぼ定価)でばかり買い物するなら 絶対クレカ一括が良いです、そもそもクレカで買う人を想定しての「定価」なので。
— はいどうも白井肉丸です (@029maru) November 10, 2020
応援したい店は逆に現金で支払います。カード会社に渡る手数料を店に落としたい。
間違ってもリボは使ったらアカンで#肉丸がするお金の話
先日このようなつぶやきをしたところ、
Tすいちという劇団のM君から、
「ちょっと分かんなかったのでもう少し聞きたいです」
と言われました。
まあ、ものっすごい雑な書き方してるものね。
今回はこれについて補足します。
まあ、題名の通りなのですけれども。
※以下、下線のついている文字にはリンクが貼られています。
こういう記事参考にしてみてね~みたいなノリでリンクを貼っているので、別にリンク先の情報を全部鵜呑みにしろよ、ということではありません。
キャッシュレス決済は還元が受けられる
世の中とってもキャッシュレスですね。
数々のクレジットカードや、「なんとかペイ」みたいなアプリが溢れています。
カード1枚、スマホ1つあれば買い物ができてしまう便利さでございますな。
キャッシュレス決済などを使うと、数々のポイント還元が行われることがほとんどです。
「100円で1ポイント還元!1ポイント=1円として使える!」みたいなアレです。
現金の場合は特に還元されないので、単純に考えればキャッシュレス決済がオトク、ということになります。
国が国民の財産の管理しやすいもんね~^^
お金使ってる感覚を麻痺させて、金銭感覚アレな人にじゃぶじゃぶ使わせようね~^^
なんて目的もあってのキャッシュレス推進かもしれません(妄想)が、
自制心のある人だったらキャッシュレス決済は非常におすすめでございます。
(自制心がに自信がない人にはデビッドカードがおすすめですが、
これについてはまた今度書きます)
ポイント還元分を負担する人、恩恵を受ける人
ポイント還元で、払ったお金の一部が帰ってくるってことですが、
これは何故なんでしょう?
お店でクレジットカードで買い物をしました。
クレジットカード会社がポイントを還元してくれました。
何故。
なぜお店の人間でもない奴が、謎の還元をしてくるんだ、っていう話です。
別にカード会社からオマケされるようなことしてないと思うんですけど?
諸々端折って結論を言えば、
還元のためのお金を負担しているのは
1.現金で支払う買い手
2.「現金で払ってもらう」前提で売値を決めている売り手
3.リボ払い、分割払いなどを利用している人
この人たちが、ポイント還元するための財源です。
カード会社が身銭を切っているわけではありません。
そして、
恩恵を受けているのは、カード一括払いの人
です。
リボ払いや分割払いの人は、その分カード会社に手数料を払うことになるので、
自分と他人のポイント還元分を負担しているようなものです。
カード会社は手数料等で儲けた分を還元している
どれくらいの人が知っているのか分かりませんが、
クレジットカードやアプリでの支払いがあった場合、
お店はそのカード会社やアプリの会社に手数料を払うことになります。
会社にもよるけど1%~5%くらいかな。
アプリの場合はまたちょっと仕組みが違うのだけど、
クレジットカードの仕組みをめちゃくちゃざっくり説明するための画像を作りました。伝われ…!
お客さん「現金がなくても買い物できる(安全&楽&前借りできる)」
カード会社「お客さんの代わりに絶対にお金をお店に払う(手数料くれ)」
お店「とりっぱぐれが無くて安心(手数料払うけど貰い損ねるよりマシ)」
まあ、そんな感じです。
手数料を払う前提で売値が決められている(そうじゃないこともある)
クレジット会社と加盟店の間には、
「クレジットの手数料を払うのは店舗側です。お客さんに負担させてはいけません」
っていうルールがあります。
「現金払い」と「クレジット払い」で価格差をつけちゃいけませんよ、というルールです。
なので、クレジット払いにします~って言われた時に、
「じゃあ手数料分上乗せします」っていうのがイカンよ、ということです。
最初からクレジット払いを見込んだ価格設定になってれば問題ありません。
自分が売り手になったことをイメージして頂ければ分かりやすいと思うのですが、
手数料負担分を考えずに価格設定してしまうのは危険です。
みんながニコニコ現金払いなら手数料のことを無視していいですが、
みんながカード払いだった場合は、売り上げが5%前後減ってしまいます。
小劇場なんてただでさえ満席でも赤字みたいな予算組みをしたりするのに、
チケット代から5%取り上げられると思ってください。
役者へのチケットバックが出なくなるよ!
今はキャッシュレス決済が増えまくっているので、
手数料のことを考えずに価格設定をしてしまうと、
売り手の負担は増えるばかりです。
というわけで、キャッシュレス決済の多い業態(コンビニやチェーンの居酒屋、アパレルその他)は、
「クレジットカード払いされるだろうな~」ということも考えて値段設定します。
結果的に現金払いの人は、
「カード会社への手数料のことも加味して決定された価格を払うだけで、特に何も還元を受けない」
という状態になるので、とっても損をし…いえ、徳を積むことになるわけですね。
「お客さんには、なるべく安く提供したい」という売り手の場合、
手数料分を売値に反映させず、
原価に毛の生えたような値段設定をしたりしているところもあります。
そういうところは、現金払い前提で値段設定をしているので、
手数料を売り手側が負担することになります。
「うちは現金のみなんだよ~ゴメンね!」みたいな個人経営の爆安居酒屋とかは、現金だからこそできる安売りだったりするわけです。
税金対策で、「赤字にな~れ!」と思って爆安にしている可能性も無きにしも非ずですけど。
(儲け過ぎている店をやっていると税金がめっちゃ取られるので、
わざと別の赤字店舗を作って「全体としては赤字なんですう><」ってやる人も居るんだよ、頭いいね。)
応援したいなら、現金払いはとてもいいと思うよ
現金払いという時点で 間接的に還元分のお金を負担しているわけですが、
「カード会社への手数料を払わせたくない!全部推しに使ってもらいたい!」
と思う場合は、現金払いはとても良いと思います。
推しに10,000円払ったと思ってたのに、500円は知らない人(運営ですらない)に持ってかれていたとか悲しいもんね。
カード会社が推しだという人は、たくさんリボ払いとかすると良いと思います。
参考動画(文字読みたくない人へ)
口調が荒っぽいので人によっては抵抗感出るかもだけど、とても分かりやすくておすすめです。
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![白井肉丸/圭](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/39667842/profile_6aa15a279f3af121ed3877cd3641df6e.jpg?width=600&crop=1:1,smart)