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力技でキャッシュフローをプラスにするぞ その3~何が何でも先取り貯金をするのだ

力技シリーズ3、そしてラストです。
下ごしらえで作った口座の出番ですよ!

が、下ごしらえをしていない人向けの方法も併記するので
ご安心ください。


今回の力技:貯金の仕組みを作る

今回のポイントは
「強制的に貯金をする仕組みを作る」
ことにあります。

前回、収入と固定費を把握することで
「使える上限」が分かりましたね。

そうしたら次にやるべきことはただ一つ。
先取り貯金」です。

「余ったら貯金しよう」とか言ってるからダメなんです。
あったらあっただけ使っちゃう人間が
余らせられるわけがない
んです。

使う前に分ける!それが全てです。

先取り貯金で収支をプラスにするのだ

先取り貯金とは、
収入が入ってきたら
使うよりも先に貯金に回す貯金法。

給料が振り込まれたのだとしたら、
その日のうちに貯金に回す。

そして余ったお金を使う。
前回書いた通り、クレジットカードを使わない限り
(消費者金融も使っちゃダメですよ、もちろん)
「無い袖は振れぬ」状態になるので、
使いすぎることがない。

「使えるお金」を全部使い切ったとしても、
貯金用の口座にはお金がある。
つまりキャッシュフローはプラスになるってことさ。

どうだい、シンプルだろう?

用意するもの

これを読んでいる人の状況によって
多少用意するものが変わるので、自分の状況に合わせて読んでください。

下ごしらえをした人:住信SBIネット銀行

②下ごしらえをしていない人:目的別口座を作れる銀行 もしくは 銀行口座2つ

③銀行口座を持っていない人:封筒を何枚か

①住信SBIネット銀行で目的別口座を作る

昔は「普通預金」「定期預金」「当座預金」くらいしか
口座の種類がありませんでしたが、
今は結構いろんな銀行で
「目的別口座」と的なものを作れるようになっています。

目的別口座というのは住信SBIネット銀行(以下SBI銀行)での呼び名ですが、
「貯金用」とか「結婚資金用」とか、
自分で名前を付けられる、
メインの口座とは別にお金を分けておける口座だと思ってください。
銀行によってちょっとずつ呼び名が違うと思います。

この「目的別口座」に入れたお金は、
普通預金とは別に管理されるので
「うわ~飲み代足りないや!ATMでおろそ~~っと!」
という場合に、
引き出し可能な残高に反映されておりません
ざまあ。

というわけで、軽率に下ろせなくなるという利点があります。

そして「目的別口座」には、一度設定すると
決まったタイミングで「普通口座」から「目的別口座」に
強制的に移動してくれる仕組みがあります。

例えば、25日が給料日だとして、
「毎月25日に1万円(貯金用の)目的別口座に移動」
という風にできるので、
給料日には1万円貯金できてしまうっていう寸法です。

細かいことを言えば「定額預金」にした方が金利は良いのですが、
定額預金は自動的にできないみたいなので
管理下手な民には、
「一回設定したらほったらかし」の術の方が合うと思います。

《やりかたを教えるね》

PC、スマホと環境の違いはありますが、
とりあえずSBI銀行にログインしてください。

そうすると、「目的別口座」というところがあります。
そこから「新しい目的別口座を作成」に突撃してください!

これ!(PC版)

そうすると、口座名とか目標金額を決める画面に移ります。

ぶっちゃけ、目的別口座に入っているお金を開放するのは
対して難しい作業ではありません。

が。

何が何でもキャッシュフローをプラスに保ちたい諸兄におきましては、
なんか解約しにくい名前にしとくといいと思います。

死ぬなよ!

指示通りに進んでいきますと、目的別口座が作成できます。
そして大事なのが「この口座で自動貯金する」です。

これ!

そうしましたら、次の画面に進みます。

いけいけー!!

設定名?なんでもいいよ、テンション上がる名前にしとけ。

金額?1円でも100円でも良いよ。1円でもプラスはプラスだ。
この金額は無理をする必要はないですマジで。

上の画面では「無期限で貯金をしていく前提」で
振替期日も設定していませんが
何か目的があって「〇円貯める!」という場合であれば
ご自身で調整して下さい。

あとはパスワードを入れて終わり!
今後はシステムの力で、決まったタイミングで決まった金額が貯金されていきます。

毎月お金持ちから1万円振り込れる…ってコト…?

実際、パスワード入れればすぐにこの設定は解除されます。
やめようと思えばすぐにやめられます。

でも、パスワード入れるのだるいな…とか、
せっかく設定したのに解除するのもったいないな…という気持ちは
意外と侮れません。
それだけで「貯金したお金を崩す」ことへ対する抑止力になります。

ほんとは定期預金にした方が、金利もいいし、
「一定期間下ろしにくい」という気持ちも生まれるかなと思うんですが、
残念ながらSBI銀行では 定期預金の自動化がなかったんですよ。
どっか別の銀行では やっているかもしれないので、
興味ある方は探してみてください。

ちなみに なんで住信SBIネット銀行を推奨したかというと、
各種手数料が無料になる条件が簡単で、無料になる回数が多いからです。

②SBI銀行以外で試みる人

個人的におすすめなのは「あおぞら銀行BANK支店」なんですけど、
その辺書き始めると タイピングする指が折れそうなので
自分で調べてみてください。
目的別口座も作りやすいし、普通預金の金利も良いよ!

ぶっちゃけ一番下ろしにくくなる方法は、

  • 振り込まれるための口座

  • 貯金用口座

この2つを別々の銀行で用意して、
貯金用口座の番号だけ控えておいて
貯金用口座の通帳やキャッシュカードを封印する
ことかなと思っています。

ほら、振り込むだけなら口座番号わかればいけるから。
最近は「特定の口座に決まったタイミングで入金」
というサービスも多いので、
そういうのを使ってしまうのもいいよね。

給料はA銀行に振り込んでもらって、
貯金したい金額を即B銀行に移動させて、あとは無かったことにする。
そしたら貯金完了さ!

15年くらい前の話になってしまいますが、
まだネット銀行も発達していなかったころ(何なら怪しまれていた)
私は普通口座に入金されたバイト代を、
その日のうちに同じ銀行の定期預金口座に移すことで
貯金をしていました。

入れるのは楽なのに 下ろすのめんどくさくてよかったんだよ…
当時の設定は給料の2割でした。
(そうして貯めたお金を バーン!って勉強に使って
 カウンセラーになったのは また別のお話)

③銀行口座を持っていない・仕組化めんどくさい人へ

まあ、現代日本で銀行口座を持っていない人は
よほどの訳アリと見受けられるので
この記事自体読んでないと思いますが…

「仕組化!?めんどくさい」という人もいるでしょう。

そしたら あなたの採用すべきは
古き良き「封筒で分ける」方法です。

「貯金用」
「固定費用」
「変動費(食費とか交際費とか)」みたいに、
入ってきた収入をわけて 封筒に入れましょう。

貯金用の封筒に、一番最初にいくらか入れる!
そのあとで他のところに分配する!
至ってシンプルです。

そして「貯金用」は見えないところに封印してください。
次にそれを取り出すのは そこにお金を追加するとき。

シンプルですし、手元にあるので使いやすいんですけども、
「なかったら使えない」っていう
ただそれだけなので、
少なくともマイナスになることはありません。

まとめ:先取貯金をしろ、手持ち金でやりくりしろ

長々書いたんですけど、
結局は

  • 先取貯金をする

  • それを崩さない工夫をする

ただそれだけです。
それ以上でもそれ以下でもないです。
力技だろう?

  • 先取り貯金をしている以上、絶対にお金が残っている

  • 手持ちのお金しか使っていないので、マイナスになることがない

ほらね、キャッシュフローはプラスだよ!!

以上、力技で「キャッシュフローをプラスにする方法」でした。

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