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その言葉ってどういう意味!?当たり前に使っている専門用語には注意しましょう

こんにちは、コピーライターのオオニシです。

普段、社内や業界内で当たり前に使っている言葉が、一般のお客様には伝わりにくい場合があります。

私が初めてハウスメーカー様のコピーライティング案件をお請けした際、ヒアリングの最中にこんなことがありました。

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私「・・・他に御社の強みはありますか?」
Aさん「そうだなぁ、あ!ゼッチについては書いて欲しいな」
Bさん「うんうん、ゼッチはいるね」
私「すみません、ゼッチって何でしょうか?」
Aさん「ええ!?ゼッチ分からない?」
Bさん「ああ、まだ一般的じゃないのかなぁ」

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ゼッチ(ZEH)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を略した言葉で、高断熱と高気密による省エネルギーと太陽光発電と蓄電によるエネルギー創出で、消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家を指します。

私がこの取材した当時は2015年ごろで、ZEH住宅が広く注目される少し前のことでした。私の不勉強さもありましたが、専門家同士では通用する言葉でも一般の方に向ける際には注意が必要だなと感じた経験でした。実際に、この案件でZEHについて記載する箇所では、詳しい解説を加えました。

他にもコンクリートを削ったり穴をあけたりする時に使う言葉「はつる」というのも、初めて聞いた時は「どういう意味ですか?」となりました。

企業ブログや施工事例においても同じです。会社内や業界の中では当たり前に使われている言葉でも、それを読むお客様は専門用語をあまり知らない「一般の方」ばかりです。(ただし、メインターゲットが企業同士のビジネスである「B to B」であれば、専門用語はそのままでもいいかもしれません)

専門用語を使わずにライティングをするのではなく、「一般的ではない言葉かな?」と思ったら(※)をつけて簡単な解説を付けておきましょう。書きっぱなしではなく、「しっかり伝えよう!」という気持ちが大切です。

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「カキタイのミカタ」は全国どこでも、企業ブログや施工事例のライティング研修に伺います。

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