カキタイのミカタ|企業ブログと施工事例のライティング研修

ライティングの企業研修を通して、止まってしまったホームページを再始動させるプロジェクト…

カキタイのミカタ|企業ブログと施工事例のライティング研修

ライティングの企業研修を通して、止まってしまったホームページを再始動させるプロジェクト「カキタイのミカタ」。 フリーランスのコピーライターが、企業ブログや施工事例の書き方をレクチャーしています。全国どこでも行きますよ! http://37plus-c.com/

最近の記事

企業ブログのために発信する内容を改めて整理することは仕事の役に立つ

こんにちは、コピーライターのオオニシです。 以前お伺いしたライティング研修の際に、営業を担当されている方から「お客様にどうしたら上手く説明できるか悩んでいたことがスッキリしました」という感想をいただきました。 「カキタイのミカタ」の研修では、企業ブログや施工事例を通して「しっかり伝える」ことを目的にしています。 伝える行為は、企業ブログや施工事例、メールマガジンに書く文章だけでなく、お客様からの電話でのご相談や営業でお伺いする顧客の方々に対してのご説明でも必要になります

    • その言葉ってどういう意味!?当たり前に使っている専門用語には注意しましょう

      こんにちは、コピーライターのオオニシです。 普段、社内や業界内で当たり前に使っている言葉が、一般のお客様には伝わりにくい場合があります。 私が初めてハウスメーカー様のコピーライティング案件をお請けした際、ヒアリングの最中にこんなことがありました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜 私「・・・他に御社の強みはありますか?」 Aさん「そうだなぁ、あ!ゼッチについては書いて欲しいな」 Bさん「うんうん、ゼッチはいるね」 私「すみません、ゼッチって何でしょうか?」 Aさん「ええ!?ゼッチ分

      • 企業ブログや施工事例を自社だけで進めるのが難しい場合は外部のサポートを!

        こんにちは、コピーライターのオオニシです。 「カキタイのミカタ」のライティング研修では、ただ書き方を教えるだけではなく、そのために必要な思考方法やネタの出し方、検索されることへの意識と対策、ホームページ運営などについてレクチャーしています。 研修後は企業の皆さん自身の手で運営を進めていくのですが、広報チーム(部署)のない零細・中小企業の場合は順調にいかない場合があります。社内のみんなで協力して進めていきましょう!とスタートしても、 ・受講をしただけで満足してしまった社員

        • 企業ブログと施工事例で「売上」だけを考えすぎない方がいい理由

          こんにちは、コピーライターのオオニシです。 企業ブログをどんどん書いていきましょう!ということを研修やこのブログで伝えているのですが、「それって本当に売上に繋がるの?」と疑問に思われる方がたくさんおられます。 もちろん売上をアップさせたいという方がほとんどだと思いますし、その動機は企業である以上当然のことです。実際に書き続けたことで問い合わせ数が変わったという企業も多数おられます。 ですが、企業ブログの更新に対して、「売上」だけを見るのは少し危険だと考えています。理由は

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          企業ブログや施工事例に必要なのは、自社製品やサービスへの「想いの強さ」

          こんにちは、コピーライターのオオニシです。 これまでコピー案件の取材で数々の企業様に伺って取材やヒアリングなどでお話を聞いてきました。社長様や広報担当者様に、企業の歴史や強み、製品やサービスの詳細、今後の展望など色々お聞きして、いつも感じていたのは「想いの強さ」でした。 私がコピーやテキストを書く際には、取材やヒアリングを通して企業側の熱量を感じ、その想いに「共感」したポイントを深く掘り下げていきます。そして、その想いをコピーやテキストで表現し、ホームページやパンフレット

          企業ブログや施工事例に必要なのは、自社製品やサービスへの「想いの強さ」

          読みにくい文章ってどんな文章?・その5「修飾語はどこにかかっているの?」

          こんにちは、コピーライターのオオニシです。 読みやすく伝わりやすい文章を考える上で、「読みにくい文章」がどのようなものかを知っておくシリーズ、今回は「修飾語」についてです。 修飾語は、「きれいな」「大きな」「青い」などの形容詞や、「ゆっくり」「時々」などの副詞といった、ある言葉をより詳しく表現するためのものです。 ところが、修飾語が「どの言葉にかかっているか」分かりにくくなってしまうと、とても読みにくい文章になってしまいます。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■

          読みにくい文章ってどんな文章?・その5「修飾語はどこにかかっているの?」

          ライティング研修でなるべく難しいことを教えたくない理由

          こんにちは、コピーライターのオオニシです。 企業研修にはいろいろな種類がありますよね。マナーやビジネスコミュニケーション、セルフマネジメントやシンキングスキルなど多岐に渡り、受講される方も新入社員の方から管理職の方まで様々です。 自社ホームページのコンテンツ制作に関わるライティング研修は、社員がビジネスマンとして身につけるスキルではなく、企業ブログや施工事例でお困りの会社様に向けたものなので、あまり一般的ではないかもしれません(ビジネス文書研修はまた別です)。 なので、

          ライティング研修でなるべく難しいことを教えたくない理由

          企業ブログをみんなで書いていくための「仕組み」を作る

          こんにちは、コピーライターのオオニシです。 企業ブログや施工事例を自社サイトで発信していく上でネックになりがちなのが、「何をどう書けばいいのか分からない」と「いつの間にか書かなくなった」ということです。 前者である「書き方」についてはコツを知って書き続けることで必ず上達します。しかし、後者である「書かなくなった」の方はライティング技術では対処できません。 いつの間にか書かなくなってしまう理由の根本にあるのは、個人の裁量に任せ過ぎてしまうことです。各業務をそれぞれの社員に

          企業ブログをみんなで書いていくための「仕組み」を作る

          ひとつの記事には、ひとつのテーマだけに絞った方がいい3つの理由

          こんにちは、コピーライターのオオニシです。 企業ブログを書く際に、「思いついたことを全部伝えたい」という方は結構おられるかもしれません。書いているうちに「あ!これも書いておこう」「関連する情報も入れた方がいいかも」となってしまい、ひとつの記事内にいくつものテーマが入ってしまうことがあります。 ですが、その気持ちをグッと抑えて、ひとつの記事にはひとつのテーマに絞って作成しましょう。 その理由は3つあります。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜 《記事の構成が複雑になってしまう》 一

          ひとつの記事には、ひとつのテーマだけに絞った方がいい3つの理由

          読みにくい文章ってどんな文章?・その4「連続してしまう『の』はどうすればいいの?」

          こんにちは、コピーライターのオオニシです。 読みやすく伝わりやすい文章を考える上で、「読みにくい文章」がどのようなものかを知っておくシリーズ、今回は「連続してしまう『〜の』」についてです。 「〇〇の△△の〜〜の・・・・・」と、文章内で「の」がどうしても連続してしまう場合があります。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■ 【例文】 1)お客様の間取りのご要望の詳細をお聞かせください。 2)お庭のウッドデッキのメンテナンスのご説明をいたします。 3)弊社の広報部のメ

          読みにくい文章ってどんな文章?・その4「連続してしまう『の』はどうすればいいの?」

          自社の価値を伝えましょうっていうけど、そもそも自社の価値ってどうすれば分かるの?

          こんにちは、コピーライターのオオニシです。 本サイトブログ記「企業ブログに「社員の日記」を書いてはいけない理由」で、他社にはない「自社の価値」を伝えましょうとお話ししました。 「自社の価値」とは何でしょうか? それは、自分たちの考える(感じている)価値感ではなく、「顧客にとって特別なものかどうか」です。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜 自社の価値を自分たちで考える際に出てくる例として、品質の良さ、技術力、対応力、品揃えの幅広さ、低価格(コストパフォーマンス)、地域密着、短納期、

          自社の価値を伝えましょうっていうけど、そもそも自社の価値ってどうすれば分かるの?

          継続することで文章は必ず上手くなる〜ある社長ブログの思い出

          こんにちは、コピーライターのオオニシです。 「カキタイのミカタ」のライティング研修では、伝わりやすい文章やラクに書けるようになるコツをレクチャーしています。ですが、文章自体が上手くなるには書き続けることが必要です。 だから継続して企業ブログや施工事例を書いていってください、そうすることで文章は必ず上手くなります、とお話ししています。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜 何年か前に研修を行った愛知県の工務店様で、実際に書き続けたことで文章が上手くなった社長様とお会いしました。 事前に

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          蓄積された企業ブログと施工事例は企業にとって大切な「資産」になります

          こんにちは、コピーライターのオオニシです。 「ブログとか施工事例、たくさん書いてメリットあるの?」「それで集客できるの?」というご質問をいただくことがあります。 CMS(※)が搭載されたホームページを新設したり、リニューアルをした際に制作業者の方から「頑張って更新してくださいね!」と言われたかもしれません。更新を続けていけば、どこかのタイミングで集客や売り上げに繋がることもありますが、メリットはそれだけではありません。 (※CMS=コンテンツ・マネジメント・システム:専

          蓄積された企業ブログと施工事例は企業にとって大切な「資産」になります

          読みにくい文章ってどんな文章?・その3「主語と述語が離れている!」

          こんにちは、コピーライターのオオニシです。 読みやすく伝わりやすい文章を考える上で、「読みにくい文章」がどのようなものかを知っておくシリーズ、第3回は「主語と述語の距離」についてです。 主語と述語は、文章構成において基本となる大切なものなので、関係性が壊れていたり繋がりが弱いと、その文章は伝わりにくくなってしまいます。 「〇〇は、△△です」 この形が最もシンプルな文章であり、一番の基本です。主語のない文章は「誰が?」「何が?」となってしまいますし、述語がなければ「何な

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          コピーライターとしてのスキルがライティング研修に活かされた話

          こんにちは、コピーライターのオオニシです。 私はコピーライターをしながら、ライティング講師としても活動をしています。講師を始めたのはコピーライターを始めて15年が経った頃でした。(詳しくは本サイトブログ記事「なぜコピーライターが企業ブログを教えるようになったのか?」をどうぞ) 最初のきっかけは研修事業を主催されている会社様からのご依頼で、その会社の担当者様が同行して鹿児島の企業で研修を行いました。しっかりできるかどうかの確認ですね。研修が終わってから空港のレストランで食事

          コピーライターとしてのスキルがライティング研修に活かされた話

          競合他社のホームページや企業ブログをチェックしていますか?

          こんにちは、コピーライターのオオニシです。 企業ブログのライティング研修やホームページ運営のご相談の場で「他社さんのホームページって見ますか?」と聞くと、かなり多い割合で「見たことがない」や「チラッと見たことはある」というお答えが返ってきます。私は「ぜひしっかりチェックしてください」とアドバイスをしています。 今回は、競合他社(同業他社)のホームページやブログをチェックした方がいい!というお話をします。 マーケティング戦略の中に「競合調査」というものがあります。これは自

          競合他社のホームページや企業ブログをチェックしていますか?