見出し画像

源泉徴収票=〇〇○が言いたいだけ!

社会人一年目の冬に初めてもらった源泉徴収票。
ひとまずフムフムと数字に目を通し。あ、年間このくらいもらってるのか〜。なんて勝手に考え、訳もわからず給与明細と一緒に保管したあの日から早10年。

やっと、源泉徴収票に書いてある全ての数字を理解することができました。

そして、分かったのです。

源泉徴収票が何を言いたいのか。


それは、、、

所   得   税!!


そう。
要は、給与に対する
「所得税がいくらか」
が書いてあるだけ!なのです。

他の数字は、所得税を出す為に使用された数字。

ちなみに、「所得税」とはどこにも書いてありません。

「所得税」という項目は「源泉徴収額」と書いてあります。写真右上の氏名Mommy Tommyの下の赤いところです。これが、所得税の金額です。

※お察しの通り、こちらの数字は説明しやすいように完全に架空のものです。途中で計算し辛くなったら多少数字を変えるかもしれません。笑

画像1

ちなみに、源泉徴収票には手取りがいくらかは書いてありません∑(゚Д゚)
私は②「給与所得控除後の金額」が、年間の手取りの額だと思っていました。笑
全然違いました。


なんと、源泉徴収票について知っておくべきことは以上です。


所得税が書かれている。
年間これだけ所得税を払っている。

ってことが分かっていれば十分だと思います。


ただ、せっかくなら源泉徴収票に書いてある数字の意味も知りたいな〜。
なんて物好きな人もいると思いますので、

↓以下は源泉徴収票を詳しくみています。
源泉徴収票に書いてある数字が何なのか気になる方は、以下をお読みください^ ^
手元に自分の源泉徴収票持っているとより分かりやすいはず。
(会社によっては項目名が多少変わるかもしれませんが、大体同じ感じで書いてあると思います)

長くなるので2.3部作になる予定です!


まず、「源泉徴収」とは
「給与の支払い時に税相当額を先に引いて国などに納付する事」です。
所得税は前払いされています。
毎月の明細表をみると、所得税って書いてあると思いますが、あれは見込みで払っています。


しかし、生命保険料とかにも税金をかけるのは可哀そうだねということで、
年末調整で、生命保険料などを給与から引いて(控除して)、課税される所得を減らしますと言うものです。
課税される分が減ることで、前払いして払い過ぎていた所得税が少し返ってきたりする仕組みになっています。
(ちなみに、生命保険料控除と、住宅ローン特別控除は、同じ「控除」でも、扱いが変わります。なぜなら、住宅ローンの方は「特別控除」だから。後々詳しく書きます。)
ここまででわからないことがある人はDMください。


それでは、源泉徴収票の言葉と数字を見ていきましょう。

画像2

①支払い金額
これは、年間の給与の総合計です。毎月の給与とボーナスの明細表で、総支払いと書かれているところを足して、児童手当等と通勤手当を引いた分となります。(通勤手当は毎月15万円までは、非課税となります。)


健康保険や厚生年金、雇用保険などの社会保険料も引かれていないので、
これだけ見ると、すごくもらってる感じしますよね!!でも、実際はここから社会保険料や所得税住民税などが引かれ、手取り額は減っていきます(ノД`)

②給与所得控除後の金額
これ!
私はこれが意味がわからなかった。
というか、これが手取りの額だと思ってた!
違います。
「給与所得控除」とはいったい何なのか、がポイントです。
個人事業主の方たちは、総収入金額から必要経費を引いた額を所得金額(課税される分の金額)としています。
必要経費とは、収入を得る為買った物、材料などの分です。

会社員も、仕事で使うためにノートや手帳とか文具とかを実費で買いますよね?
その仕事のために買ったものは必要経費だから、必要経費には所得税をかけないですよ。と言うものが、給与所得控除です。
ただ、会社員や公務員の必要経費額は曖昧だし、いちいちレシートとか取っておいて申請するのは大変。
だから、給与の額によって、必要経費を勝手に計算してくれて、そして給与から勝手に引いて(控除して)くれています。
その必要経費分を引いたものが、
②給与所得控除後の金額 になるわけです。

課税される分が少なくなるんですね!

ちなみに、給与所得控除の金額は以下の表で計算してください。

画像3

自分の①支払金額がどこに入るかで、計算が変わります。

マミートミーさんは4385304円の支払金額なので、360万〜660万のところに入ります。

4385304✖️0.2➕540000=控除額

①支払い金額➖控除額

が、②給与所得控除後の金額となるわけです。

さて、ここで、あれ?と思ったあなた!
わざわざ計算したんですね!
素晴らしいです!
そう。すこーし、金額がズレましたよね?きっと。(ズレなかった人はたまたまラッキー!)
そのちょっとのズレすらも気になる人はFBやインスタでも良いのでDMかコメントください。笑
長くなるのでここでは省きます。笑


さて、給与から必要経費を引いて、課税される金額が減りました。

まだまだ他にも引いて、課税される分の額は少なくなっていきます!

それが
③所得控除の額の合計額
の部分でわかります!

が、まだまだ長くなるので、今日はこれでいったんおしまい〜。

続きが気になるかた、すみません。

続き、なるべく早くアップできるようにしまーす。


本日もお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?