Issue
今日のタイトルは「イシュー」です。
ネイティブスピーカーは「issue」を頻繁に使います。
point(論点)やproblem(問題)、topic(課題)など日常よく使う単語の代わりにも使いますし、また事柄の大きさに関わらず使われています。
「issue 」と「problem」の違いが、それこそ問題になることがあるので、
英英辞典で、まず確認しておきましょう!
issue : a subject or problem that people are thinking and talking about
「議論されるべき問題」
論議の対象で、解決は容易でないが解決方法を模索しなくてはならない問題
社会問題や人権問題といった語における「問題」のニュアンス
(例文)
・Bullying is still a major issue in education today.
(いじめは今日、依然として教育における大きな問題です。)
・For many people these days , balancing work and family is a big issue.
(今日多くの人々にとって、仕事と家庭の両立は大きな問題になっている。)
problem : something that causes difficulty or that is hard to deal with
「解決すべき困難な問題」
それ自体が困難な状況の要因となっていて、解決が求められる問題
(例文)
・We have solved the problem.(私達が問題を解決しました。)
・Unless a problem is found, no action is launched to address the problem.
(問題に気づかなければ対処は始まらない。)
今回は「問題」について、大所高所から根本を考えてみることに留めます。
実際に具体的な問題に対処する前提として理解しておきたい大切な事項を9つ記載します。
1)人生は、いろいろな問題の連続である。
2)核戦争のような人類滅亡につながりかねない大問題から、自転車の鍵をなくすような個人的な問題まで、無数に、広範囲に存在する。
3)問題とは、個人や集団が現状を変更すべきだと考える条件や状況を意味するので、人間の不満や思い、野望などの集約である。つまり、きわめて主観的で相対的ともいえる。
4)不満や思いは人生の推進力になる反面、それによって起こる問題も数限りなくあるので、人生とは前進に向けた問題との闘いともいえる。
5)ひとつの問題解決が、別の問題を引き起こす場合がある。
6)目の前に見えている問題は、必ずしも正しい問題ではない。
7)間違った問題に貴重な時間や労力を費やすのは浪費になるので極力、避ける。
8)正しい問題に、その種類にあった正しいアプローチで取り組むことが問題解決につながる。(ゴルフをする人は感覚的にわかると思います)
9)勝者は常に主体的に解決法を考え、計画的に解決に寄与するが、敗者は常に問題を引き起こし、問題点を指摘するか、言い訳を考えている。