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日日キロク

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わたしの日記
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#とある旅先01

久しぶりに遠出をしました。 見たいものを心ゆくまで。と、思って飛行機に乗ってはるばるとやってきた場所は、アジア最大級の大会とユネスコの無形文化遺産が残る「佐賀」。 何もないでしょう?とよく言われるけれど、だからこそ行ってほしいなぁなんて思う場所。 今回は、そんな佐賀の写真を。 ▷佐賀バルーンフェスタアジア最大級のバルーンフェスティバルは佐賀で行われている。 早朝フライト。 7時ごろになると河川敷にはたくさんの人が集まってくる。 一つひとつの気球が飛び立つたびに「いっ

ただ、あったかい世界に生きていたい

ちょっと疲れたとき、ふと帰りたくなる場所がある。 それは行きつけのカフェのような、飲み屋のような場所かもしれない。ちょっと遠く離れた場所かもしれない。 今、わたしが所属しているオンラインサロンは、そんな場所。 ときどきしか会えないけれど「ときめき」をキーワードに集まった人たちのいる世界はあったかい。 あったかい世界のはじまり 1、2つくらいオンラインサロンに参加したことはあった。でも、なんとなく合わなくなって、気がついたら辞めていて。 そんなときに見かけたのが。 と

はじまりはいつも突然。 そして、いつだって不安だ。

「来月から、こっちに来てもらうことになりました」。 そう告げられたのは、3月もそろそろ終わるころ。 島根に行くかもしれないと話はしていたけれど、まさか数十日後だとは夢にも思っていなくて、唐突だなと思った。でも、それ以上にワクワクしている自分がいた。 あの日思い描いていたことにチャレンジできる!そう思った。 それなのに、いざ目の前にすると、自分が思い描いていることは本当にできるのだろうか?と、言われもしない不安に襲われる。 自分がチャレンジしたいことは「本当に必要なのだ

春には花が咲くように。

「春花」 ありがたいことに、私の名前には「春」を象徴する漢字が2つ入っている。 常に春をまとって生きているんだ。と嬉しく思ったのは、つい最近のこと。 なんだかこの気持ちを忘れたくなかったから残しておこうと思う。 * 小さい頃から思春期まで、自分の名前が好きじゃなかった。 そんなことを親の前で言ったら泣かれるだろうから、口にしたことはないし、 友人の前でも口にしたことはない。 これと言った理由は特にないんだけれど、三文字でちょっと今時っぽくないとかそんなことは思って

新しい時代、新しいはじまり。

「新元号は、令和であります」。 あの日わたしは、島根にいた。 『平成』が1ヶ月もしないうちに終わってしまうのか。と、寂しく思いつつも、これから始まる新しい時代にワクワクしていた。 狙っていたわけではないけれど、自分の転換日と新元号の発表が重なったことは単なる偶然ではないような気もして、特別な気分だった。 * 新しい時代だから新しいことにチャレンジしよう。 そんな声もよく聞く。 そうしたいなぁという自分の気持ちも無視はできない。 どうしても突飛なことをしたくなってし

知らない街を歩くこと。

長距離バスと1時間に1本の電車に乗って、初めての街へ。 島根県の西部にある「津和野」。 山陰の小京都といわれ、かつて城下町として栄えた街。 この街へやってきたのは、地域で活動している人たちに話を聞きたかったから。 「多拠点居住」や「移住」、「地域おこし」が話題だから訪れたというよりは、たまたま知り合った人から聞いた土地がどんな場所なのか気になったから。 知らないことを知りたい。そしてその土地の魅力あるもの、人、ことを埋もれたままにするのではなくて、ことばに残しておきた

旅先の名物じゃなくて、食べたいものを食べてもいいよね

どうしてもタイ料理が食べたくて、タイ料理のお店に行った。 ここまで聞くと、「へぇ」くらいにしか思わないかもしれないから、ちょっとだけ付け加えておくと。 大阪に来て、タイ料理を食べに行きました。 こうすると「え。なんで大阪に来たのに、わざわざタイ料理?」ってなるよね。 でもそれくらいに、今日はタイ料理が食べたくでしょうがなかったんです。 * 旅先では旅先の名物を食べるもの。 と、思いがちだけど、別にそんなことないかなと思っていて。 食べ物の選択肢がたくさんある場所

「辛い」と言えない私が、わたしにかける言葉。

「辛い」 人間関係がうまくいかなくて辛い。仕事が思うようにいかなくて辛い。恋人とちょっとしたことでケンカをして辛い... 世の中にはいろんな「辛い」がころがっている。 * 例えば、叶えたい目標や夢が思うようにいかないとき。 自分がやっていることは間違っていないだろうか、本当にこれでいいのかな。なんて思って、胸がきゅーっと、苦しくなって。身の置き所がないような感覚に陥る。やめてしまえば楽になる。そんなことはわかっているけれど、諦めたくない想いの狭間で揺れる。 そんな時

きっとみんな食べかすくらいにしか、この世界を知らない。

世界がもしも一枚のクッキーだとしたら、私が知っていることなんてぼろぼろ出てくる「食べかす」にしか過ぎないのかもしれない。 半分こした半分でもなく、運んでたら欠けちゃったひとカケラでもなく。 食べているうちにボロボロとでてきた、「食べかす」くらいちっぽけなもの。 だから、今見ている景色やツイッタから流れてくる情報、メディアの情報もほんのちょっとの食べかす。 どんな味がするんだろう、どんな形なのだろうとよく見て確かめて、それからこれはバタークッキーかもしれないとかチョコクッ

赤い花の咲く頃に、もう一度キミに会いたい。

言おうと思ってたことが、ある日突然伝えられなくなるなんて、きっと誰も思わないだろう。 「じゃあ、また。」 当たり前のように口にする言葉は、当たり前なんかじゃない。現実を目の前にしてようやく気づく。きっとそれは、死に直結するような病気やけがをしていないからだろう。仮に、明日死ぬつもりで生きてみろと言われても、現実味がないから結構難しい。 それでも、明日死ぬかもしれないと思って生きてみないとなぁと思うことがある。 * 冬を迎えると思い出す曲。確か、タイトルは「ポインセチ

これまでと、これからのわたし。

これまでのわたし2017年は、なりたかった看護師をやめて、違う世界に飛び出した年。 2018年は、飛び出したところから気持ちの向くままに走ってみた年。 そんな2018年を振り返って思うのは、「地域」にこだわったこと。  地域にこだわるのは、田舎が好きだから なんでわたしは「地域」にこだわったんだろう?と思い返してみたときに出てくることは、 「失いたくない景色があって、大切にしたい何かがあって、何よりもわくわくしたから」 他にあげるとしたら ・空は広く、思わず背

矛盾する時間に生きる。

早いもので、もう2018年が終わる。 「1年ってあっという間だ。」 きっと2017年の今頃も、同じことを思っていたと思う。 * 大学生になってからは、いつもそうだ。 1年経つのが早く、なんだかさみしい気持ちになってしまう。高校生までは、早く1年が終わってほしいと思っていた。それくらいに1年を長く感じていた。 きっとそれは、「早く大人になりたい」がとっても強かったから。大人になれば自由になれて、好きなことができると思っていたから。 今はどうだろう。 1分でもい

面白がる天才は「めんどくさい」なんて思わない。

「それってどういうことなんだろう?」そんな疑問を持つことが、めっきりなくなってしまったように思う。 * これはなんだろう? どうしてそんな名前なの? なにでできているの? 知らなくても、生活になんら支障はないから余計にそうなってしまう。あとは、近頃の「なぜ、なに、どうして」は、スマートホンでシュシュっと検索ワードを入れたら答えらしい答えが出てきてしまうし、それが正解なようにみえて、これ以上自分で考えたりしたとこでなにも出てこないよね。ってなってしまうから。 疑問を

変わっていくものよりも、変わらないものを大切にしたい。

卒業旅行の最後に「次いつ会えるかわからないから」と言って、一人で祖父に会いに行った。 もう、3年も前の話。 久しぶりに会った祖父は、座っているのがやっとなほどに足腰が弱っていた。わたしのことが誰なのかわからないほど認知症も進んでいた。 それでも、わたしの顔を見るなり「よう来たね。」なんて話したりするものだから、きっとまだ覚えているのかもしれない。なんて淡い期待を抱いた。 大きいと思っていた背中は小さくなってしまっていて、ちょっぴり哀しさもあったけれど、どこかに連れて行