新学習指導要領の学習評価「3観点」を活用して主体性を育成、脱・証拠探しへ その2
学びが深まり、出口に近づくとはどういうことなのか。「三権分立」を例に説明。
三権分立とは何か、司法・立法・行政の3つだと答えられるのは『知っている・できる』という状態です。もう一歩進んで、互いの権力を抑制し合っているという状態まで理解できれば『わかる』といえる。
それが深くなると、現象に対しての疑問を持つ事ができる。これを使いこなせるという表現で捉える
これを一種のゴールとして捉えて良い。
以上を踏まえ、合理的な評価のためには、「形成的評価」と「総括的評価」とを分けることが重要。
形成的評価とは子供の力を伸ばすこと
総括的評価のウエイトを増やす事ができる場合は、
形式的評価はさほど重要ではない=指導の評価化(脱出しなくてはならない)
授業改革が必要。評価の細切れは納得がいく方法でなければならない。やり方主義がよくない。
評価する側の、意識改革が必要。
⇨教員の立ち位置が変化しつつある。
従来の先生とはかけ離れ、子供を伸ばす(主体的に考える子供)を取る必要がある(形式的評価)
そこから、総括的評価を下せるような、判断基準を持ち合わせるプロフェッショナルでなければならない。
その為、どんな方針でどんなツールどんな立ち回りかが非常に大切である。