【映画記録】PERFECT DAYS

やっと、やーーーっと、
念願のPERFECT DAYS 観てきました!

あらすじなどは追々追記していくとして、14時に観終わったこのフレッシュな気持ちを書き留めておこうと思います。
まだ色んな方の考察を見ていないので200%個人の感想です…!(withハイボール)

私の琴線に触れたポイントをあげておきます。

・テレビ家電用品が一切ない 
カメラもフィルム、スマホはパカパカ(仕事以外の用途はない、妹に連絡するときは銭湯の電話)、洗濯は休日にコインランドリー、風呂は近所の銭湯。
・家の鍵を閉めない
・繰り返しの日々を大切にしている
・初めは、高速道路の下を走ってる映像やったが最後は上(やった記憶)
・神社でいつも隣にいたOLは何者?
・ニコは姪とのことやったが、もしかして娘か?
(愛おしそうに写真を撮ったり、「いい子だ」って目を潤ませてたのとか、「違う世界の人間」は離婚した相手に使う常套句とか、ニコのいないところで話をするところとか)
でも妹の「お父さんに会ってあげて」のところから、やっぱ兄妹なんかなとか。でも兄妹でハグするかな?うーん
あのときも平山の涙も、娘に向けてともとれるけど、ニコは自分を慕ってくれる唯一の血のつながった人間やからかもしれない。
・父親との確執
裕福な家庭に生まれ育ったが、父の思うようになれなかった。虐待に近いことをされてたのかもしれない。
「お前はトイレ掃除ぐらいしかできひんわ!!」みたいなこと言われたのかな、と。(妹の、ほんまにトイレ清掃やってんの?ってゆう発言より)
=その言葉の呪いで、トイレ掃除の仕事を始めた。
でも自分で用具を作ったり、真摯に仕事に取り組んでいる。
今の生活を気に入っている。と思う。
清掃の仕事(はっきり言って誰もやりたくいし認めてもらえない)や他者と必要以外の関りを持たない日常を通して自己を回復させてきたのかもしれない。
なんだかんだと面倒見が良かったり、迷子の子供に優しかったり、掃除中に利用者が現れても嫌な顔一つしなかったり。
元々穏やかで優しいのもあると思うけど、日々を過ごす中で後天的に手に入れた部分もあるのかなと感じた。特に嫌な顔一つしないところ。
ニコが現れたことで、捨てた過去が蘇った。
バイトが辞めたり(耳が大好きのシーンは良かった)、思いを寄せる女将さんの逢引シーンを見て自棄になったり、日々何かしら起こるが寝ることで切り替えてるようだ(玄関から出るときはいつも清々しい)。
しかし、女将さんの元旦那とのシーンは、どう解釈すべしかちょっと分からんかった…
でも「影は重なると濃くなる」「何もかわらないなんてあんまりじゃないですか」というのは、自分にも言ってたのかな。
前半で、影についてどうこう言うシーンがあったと思うけど忘れてしまった…

前半:豊かな暮らしとは…
なんて尊い日常なんだろう
キャッチコピー通り、「こんな風に生きられたなら」

後半:ニコの登場で、過去が少し明らかになる
これまでの美しい日常は、壮絶な過去があったからこそ成り立っているという切なさも。

平山にとって一番大きな出来事は父親との確執。
死期の近い父でも会えない=許せていないということ。
また、女将の元旦那の死期が近いことも知り、当人の葛藤を知ることで
父親との関係を顧みる。(違うか)

それでも自分は、すべてを受け入れ今日を生きていく、というのが
ラストのエンディングにつながっているのかなと。
ラストのシーンは圧巻でしたね…

ついでいうと、エンドロール後に
木漏れ日の説明が入ったの、めちゃくちゃ良かったですね。

影、木漏れ日、
光あってこそですね。

音楽とか小説のこと詳しかったら、
きっともっと違った考察になると思う!!

だーーーーっと走り書きなので、支離滅裂ですが
記憶が新しいうちに感想書きました。

また直します!

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