Caffè
4月16日は、エスプレッソの日。
私が初めてイタリアで飲んだのは、1999年7月20日ミラノの空港。
初上陸にもかかわらず、出発の2週間前、テニスの練習中に足首にヒビが…(涙)
アリタリアに介助してもらう事をお願いしていた。
トラップにハイジのおじいさんみたいなオッちゃんが車椅子でお出迎え。
そのオッちゃんが、コーヒー飲むか?と空港の中のbarに連れて行ってくれた。
当時、片言だったが、ブラックで飲もうとしたら、ダメ出しされ…
なぜか周りのおじさん達までも私に、砂糖を入れてろ、たっぷり入れなさい!混ぜたスプーンを舐めると幸せさぁ〜!的な事をアドバイスしてくれた。
お代を払おうとしたら、介助してくれてるハイジのおじいさんみたいなオッちゃんが、ご馳走してくれた。
私のイタリアの第一印象は、すこぶる良いものになり、まさに怪我の功名でした(笑)。
きっとイタリア好きにはCaffè にまつわる素敵な話が1つや2つはあるのではないかと思うくらい、イタリア🇮🇹では切ってもきれないエスプレッソだが…
今飲まれてる、カッフェ(エスプレッソ)の歴史は、意外に浅い(イタリアにしては・・・)
20世紀になってから・・・
それは何故か・・・
ナポレオンと産業革命の代名詞”蒸気”が必要だったから。
それまでは、トルココーヒーが主流だったんです。
1806年ナポレオンがイギリス製品をボイコットする「大陸封鎖令」を発しイタリアでは砂糖やコーヒー豆が極端に不足する事態が…
イギリスとフランスの喧嘩に巻き込まれたのだ(笑)。
ローマの老舗カフェ「カフェ・グレコ」の3代目オーナー、サルヴィオーニは豆がに手に入らない苦肉の策として、それまで出していたコーヒーの量を3分の2にして価格を下げることで当座をしのいだ。
これが現在よく目にする小さなデミタスカップの起源。
そんなデミタスカップ誕生から約100年後、 ミラノ万博で4月16日にcaffè espresso と表記したら事から、この日をエスプレッソの日に制定したそうです。
エスプレッソの定義では、深煎りの微細に挽いたコーヒー豆をカップ型の金属フィルターに詰めて、9気圧の圧力と約90℃の湯温で20から25秒の抽出時間で約1オンス(30ml)のコーヒーを抽出したもの。
となってるようで・・・
豆も5種類以上ブレンドしないといけないと聞いた事もあります。
ナポレオンとイギリスの産業革命の恩恵で、カッフェ(エスプレッソ)が出来たのね・・・
イタリアは、職人気質っていうか・・・・他国に比べて産業革命の波に乗れなかったよね・・・・
でも、食文化での?コーヒー革命(笑)?産業革命で新しいスタイルのコーヒー誕生させたのは、イタリアらしいっていえばらしいかも・・・
先日イタリアに行った時barでみた流行り⁈進化系?
焙煎してない豆で淹れたエスプレッソ。
けっこう素敵な効能の数々。
そのうち日本にも上陸する予感…