その地にある光を、自分自身で観て、感じる。
こんばんは。
最近、少しずつ夜は涼しくなってきて、秋がちょっとずつ、近づいてきているなと思う。
そんな夜だからこそ、今日も僕は文字を書けている。
ありがたいな。
8月に入ったと思ったら、もう9月になりそうだなと思っているんだけど、
最近すごく嬉しいことがあったので、まず話をさせてほしい。
嬉しいことがたくさんありすぎて書ききれないかもしれない。(笑)
ちょっと自慢話に聞こえたら、くすっと笑ってもらえると嬉しいな。
ある景色を思い出す。
最近の自分の頭の中。
小さな時から、鉄道が好きで、いろんなところにお出かけしていた自分。
いろんなところに行くことが好きで、お出かけが大好きだった自分。
大きな建物を見ても、古い建物を見ても、小さな道を見ても、楽しくてたまらなかった自分。
そこに住む人、訪れる人がどんなことを考え、どういう過ごし方をしているかがすごく興味があった自分。
その地に流れる空気を感じることが最近増えた自分。
風土や歴史、文化、伝統などに対しての最近たまらなく興味関心があふれている自分。
そこで、ふと思い出した景色。
高校時代に訪れた、「大野市阪谷地区」の景色を思い出す。
この景色を見たときに、自分は風を感じた気がする。
ぞわー--。と。
その時は、なんだろうと思ったけど、僕はその日から、この景色に心を奪われてしまったのかもしれない。そう、心が動いて止まらなくなるこの感じ。
それから、気づくと、青年団に入り、
毎月のように大野に行くようになっていた。
そして僕は、その地の光を観て、感じたんだろう。
と今ふと思った。
そんな、心が動く体験を、みんなにもしてほしい。
それ以降、僕はそんな心が動いて止まらなくなるような体験を
もっとみんなしたらいいのにな。と思うようになった。
ボーリングに行くとか
ディズニーに行くとか
観光地に遊びに行くとか
買い物に行くとか
そうじゃないんだよな。
なんか、もっと見えない感動とかあると思うんだよな。
そこにある暮らしとか営み、その「ありのまま」が美しいのにな。
と思うようになった。
だから、
僕は、もっと「まち」を楽しんでほしい。
自分たちで、感じ取る、そういう気づきは宝になる。
そう思った。
だから、今のBEAUにもつながっているんだろう。。
今思えば、自分の「好奇心」が止まらなくなった瞬間だったんだろう。
島に行ってみる。
ちょっと時間は飛ぶが、
2022年の7月後半は、広島県の大崎下島にある久比という地域にいた。
そこで僕は、
「豊かに暮らす人々」を見た。
「ありのままの美しさ」を知った。
「感じる大切さ」を知った。
「わからない楽しさ」を再認識できた。
そして、
「そのありのまま」を感じることがその地にある光を観る。そういう事だろうと思った。
そうか、ツーリズム。
今、されている観光政策は、やはり、作られたものが多い。
僕がこれから大切だと思うのは、
「感じる力」
「観る力」
今のようなツーリズムはなんか表面的。
一部はそうではないものがあるんだろうけど、大きくはそうだと思う。
いかに、その物事の「根っこ」を観れるか。
感じ取れるか。
人間の「感じる力」「観る力」が、
その場所を、楽しくさせるか、そうでなかったと思うか。
それを分けると思う。
観光は、つくるものではない。
ツーリストが汲み取るもの。感じるもの。
だからこそ事業者は、
その観るときに一緒に楽しい世界へ遊びに行ける入口と
その地の風土や歴史、伝統などを大切にして、丁寧にじっくり、育てていくことが大切だと思う。
その地にある光を、自分自身で観て、感じる。
「観る」とは、じっくりゆっくりみえてくるもの。
「感じる」とは、全身でその地の流れや空気までもを自分の心と対話すること。
それが本当のツーリズム、観光ではないか?