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2024年7月17日の日記
京都府北部にある伊根の舟屋というところに行ってきた。湾に沿って水際に家々が建ち並ぶ不思議な光景が特徴的。さらにその建屋の1階部分は海側から船が出入りできるように、駐車場ならぬ駐船場になっているのだ。日本海にほど近い山あいの小さな漁村の風景、この伊根湾の凪のように、心までおだやかになれる。
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私は、同じ観光地に2度行くことはあまりない。有名な観光地であろうとなかろうと、複数回行っても同じ場所は同じ場所である、という自論がある。それならば、未だ行ったことのない場所に行ってみた方が楽しいし経験にもなると思うからだ。
伊根に行くのは2度目だ。1度目は友人たちと。太平洋側からは思ったよりも遠くて、前回伊根に着いたのは午後4時頃だったと思う。日が少し傾いて、少し物寂しい雰囲気だったのを覚えている。
そして今回、この日は生憎の雨模様で、さらにコロナ禍明けの訪日ラッシュで大量の外国人観光客がいた。前回来た時は外国人どころか日本人もほとんどいなくて、本当にただ穏やかな漁村という感じだったのを覚えている。
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状況が変わっても、町並みは穏やかなままで、海はどこまでも静か。長年ここに息づく人々の生活が、それを証明している。私もそんなふうになれたらなぁ。