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超電子バイオマン ♯７ つかまったピーボ

なっぴー

本日3月17日は第７話放送から40年です❤️💚💙💛🩷💛

この回は製作上の変更点もありますが、今まで謎に包まれていたバイオ星の秘密と悲劇があきらかになる前後編のお話となっております。
では早速行ってみよう･*･:≡(　ε:)


主要ゲスト

・ジョーイ  演：中山忍
ピーボのバイオ星での親友。500年前に残したとされるメッセージが見つかったが、本人もピーボに会いたくて、長い宇宙での旅を経て地球へとたどり着く。が、ピーボと再会して間もなく新帝国ギアに捕らわれてしまう。しかし、それまでの言動はどこかおかしく、郷が疑念の目を向けることになる。
(wiki先生(だったかな？)でも言及されていましたが、女優の中山忍さんとは別人です)

あらすじ

ある採石場から円盤のようなものが見つかった。ピーボは郷とともに現場に行き、それがバイオ星での親友、ジョーイからの手紙であるとわかったが、それがメッサージュウによって持ち去られてしまう。
バイオベースに戻らずジョーイの手紙を探し続けるピーボの前に、なんと本物のジョーイが現れるが、どうも様子がおかしくて……

感想ツイートその他雑感

製作上の変更点

先週の記事でも少し言及しましたが、矢島由紀さん演じる小泉ミカの声が今回から声優の田中真弓さんに変更になっています。
これは、矢島さんが撮影現場に現れなくなるアクシデントがあったためです。この話の放送時点で矢島さんの降板が決まっていたかどうかは私は把握していませんが、矢島さんが降板に至った詳細は東映の戦隊プロデューサーとして名高い鈴木武幸さんのご著書に記述がありますので、興味を持たれた方は読んでみてください。
(講談社様サイトより)夢を追い続ける男👉https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000317628

(👆クリックしていただければページにとべます)

ひかるちゃんのやさしさ

今までどちらかと言うとお兄ちゃん目線でバイオマンを導いてきたピーボでしたが、親友、ジョーイの出現によりすっかり駄々っ子のように……いわば子供に返ってしまったのような言動で彼らを困惑させます。そんな時にピーボの悲しみに思いを馳せるのがひかるちゃん。そんな彼女の優しさは「今週のベストなやり取り」で！🩷

今週の出撃当番by新帝国ギア

は、珍しい組み合わせなんじゃないかな？🙄の、メイスンとメッサージュウ！！！
私の中ではメッサージュウはファラと組むイメージ強かったんで、これはなかなか意外な組み合わせだなぁと思いましたの(๑´ლ`๑)

この話の思ひ出

まず、ミカさんの声が変わったこと！ 中学生の再放送の時一瞬アレ？と感じたんですがそのままスルーしてたんですよね見てた時は🤣←ｵｲ🤦‍♀️💦
で、その後６話見返していて「やっぱりおかしい🤔」と思ったものの、当時ほら大人の事情知らない田舎の中学生でしたからね。まさかミカさんの声=クリリンだなんて思いもしませんでしたよノンクレジットだったし。
さすが声優さんすごいわ……( ⊙ω⊙ )
(今なら「ONEPIECE」のルフィなんでしょうね🤭)
ミカさんの声のほかはとにかく……ピーボに腹立ってた記憶ありますね(苦笑)。あんた司令官気取りで色々言ってたくせに何駄々こねてんだよ(ﾟДﾟ)≡ﾟдﾟ)ｹｯ!! って。ひどい中学生でゴメンねピーボ🙇‍♀️💦

今週のベストなやり取り

は、さっきも言及しましたがここ！
ジョーイがさらわれ、バイオマンのせいだと泣きじゃくるピーボ。困惑する男性陣をよそにひかるちゃんが寄り添おうとするここから！

ひかる「(泣きじゃくるピーボに向かって)ピ……」
ミカ「(ひかるを制止し)今は何を言ってもダメよ」
南原「いつものピーボじゃない」
高杉「まるで子供だ」
ひかる「そうよ……ピーボはまだ子供なのよ。地球では、ひとりぼっちだったのよ……」
郷「そうか。バイオ星ただ一人の生き残りだったんだなぁ。そこへもう一人の生き残りの友達がいた。(南原・高杉に向き直って)一番の仲良しの友達が。普通じゃいられないよなぁ」

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

最初は呆れる気持ちを隠さなかった男性陣。
でも、ひかるちゃんのピーボへの優しい眼差しに、ピーボが地球に来てからの500年間、どれだけ孤独であったかを理解する……そんなあたたかい場面だなぁ(*´ω｀*)と思うのです😌✨
(ピーボ駄々っ子でそれどころじゃないけどね💦)

今週の名ゼリフ

は、これもひかるちゃん🩷
ピーボとジョーイが無事に再会(😅←意味深笑)。しかしジョーイに襲いかかる疑念のまなざしと質問の数々(笑)。そこへひかるちゃんが

「ようこそジョーイ！ 私、桂木ひかるよ」

ジョーイとお友達になりたい！って気持ちがにじみ出てますよね🥹✨💘
この優しさが後の話で奇跡を起こすのですが！！
その話はあと１ヶ月半ほど先なのでもうしばらくお待ちくださいね☺️🩷🪈

🏅今週のMVP🏅

はもう！ ひかるちゃん一択！！！ヾ(*´∀｀*)ﾉ🩷
ジョーイを思うあまりにワガママになってしまうピーボに振り回されて呆れ、戸惑う４人の心を癒し、考えを優しく変えてくれる。そして少し様子のおかしいジョーイにも友達になりたいという意思を示す、彼女の優しさがすごく輝いているので✨(๑✪ω✪๑)✨

Another Story

(まただわ)

青空がよく見える居住棟への渡り廊下で、ひかるがため息をついている。
彼女は戦いで上手くいかなかったりすると、だいたいここで何かを考えているのだ。
新帝国ギアが襲いかかってきてからもうすぐ２ヶ月。音大生だったというひかるは、まだ戦いに慣れきってはいない。

でも。

ただのお嬢様だと思っていたら薬草への造詣が深かったり、さっきも。
どこかピリついていた郷さんとは裏腹に、いち早くジョーイに心を開いていた。
そして今はきっと、ジョーイとピーボを助けられなかった罪悪感に苦しんでる。

「ひかる」
「………ミカ」
「あまり深く考えちゃダメよ」
私の言葉に、ひかるが驚いたように目を見開いた。
「今回のことは確かに私たちが迂闊だった部分もある。でも、ひかるだけが背負い込むことではないでしょう？」
「違う。そうじゃないの」
小さく首を振って、ひかるが目を伏せる。
「ピーボもジョーイも、怪我してないか。怖い目に遭ってないか、って……考えたら」

そこ、か。

ひかるのいい一面ではあるけれど、彼女の優しさが少し心配になることがある。
どうにか互角に戦えてはいるけれど、新帝国ギアはまだまだわからないことだらけ。
作戦も容赦無いものが多いし、たくさんの生き物、そして人間も犠牲になっている。
もし、ひかるが。
いや、私たちも。
ほんの少し情を出す相手を間違えてしまったら──。

「ミカ。ひかる」
「郷さん」
「こんなところで何してるんだ」
「なんでもないわ。何？」
ひかるの様子を心の中にしまって、郷さんに応じる。
「俺はひかるとバイオジェット１号で低空飛行してピーボを探す。ミカは高杉たちと手分けして地上を捜索してくれ」
「ええ」
「わかったわ」
隣に立つひかるを盗み見る。郷さんに応じるその顔は、戦士としてのそれになっている。

(いつか、きちんと話をした方がいいか──)

そんなことを思いながら、私は、バイオロボの格納庫に向かうふたりと別れて走り出した。

つづく

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