ビジネスで意識することは2つだけ
本屋に行くと、あらゆる種類のビジネス書が並んでいる。それらを見ていると、ビジネスは複雑であると感じる人もいるかもしれないが、ビジネスはとてもシンプルだ。
試しに、本屋に置かれているビジネス書をどれでもいいから無作為に10冊ほど選び、読んでみてほしい。10冊とも、伝え方は違えど全て同じことを言っていることに気づくだろう。これが、ビジネスがいかにシンプルにできているかの証明でもある。
ビジネスにおいて、意識することはたった2つでいいと私は思っている。
1つめは、自分の仕事が上手くいかない理由を分析し、可能な限りボトルネックを外すことだ。
ボトルネックとは分かりやすく言うとペットボトルの蓋である。蓋を外せば、ペットボトル内の水は出てくるわけだが、蓋があることによって水が出てこない構造になっている。
物が売れない理由や、自社のサービスが普及しない理由は必ず存在している。ボトルネックを外すことにより、物が売れたりサービスが普及したりするわけだ。
ボトルネックの見つけ方は様々で、価格なのか、品質なのか、それ以外なのかを見極め必要がある。
また、外せるボトルネックと外せないボトルネックが存在しているため、そこを見極めなければいつまで経っても効率的に結果を出すことはできない。
正確にボトルネックを見つける方法はヒアリングにある。まずは顧客の声に耳を傾けることだ。
2つめは、自分の仕事を正確に定義することだ。
たとえば、営業職はモノ(サービス)を売る仕事であると定義している人が多いが、これは当たっているようで外れている。
営業職は顧客の課題を継続的に解決することだ。
この定義がしっかりできているかどうかで、仕事のマインドは決まる。
Amazonは顧客満足度をあげることだけに注力して現在の立ち位置を築いた。
自分が与えられた役割をいかに正確に定義できるかどうかで迷うことは少なくなり、意志決定が明確になる。
多くのビジネス書はこの2つに対して枝葉末節の肉付けをしてるだけに過ぎない。
仕事は複雑に考えだすと迷走する。
いま私は仕事のコツという議題にて、文章を書いてるわけだが、仕事の全てをこと細やかに具体例まで挙げて書いたらキリがない。
読書は分量が多くなれば内容は薄くなり頭に残りづらいものだ。
また、分量の多いビジネス書というのは、テクニック論のところに関する記載ばかりで、なぜそういったテクニックが大事なのかを記載してないことがほとんどだ。もっと言えば、テクニックに頼りすぎて良いことはあまりない。
むしろ、大義名分を意識して、常に大枠を捉えながら仕事をしたほうが社会にとってはいい影響を及ぼす。
最後にもう一つ。
いま自分がやっている仕事がどんなものであろうと、自分のやっている仕事が全ての仕事のなかで最高だなどと思ってはならない。
むしろ、自分が熱心に取り組んでいる仕事が本当に価値があるのかどうかを疑うことのほうが大切であると私は確信している。仕事は疑うことで進化するからだ。
もっとも、進化しすぎれば、人間は自分が作った道具のしもべに成り下がってしまうのだから、疑いすぎるのも考えものではあるが。
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