2021全日本パターゴルフツアー選手権!4月大会in埼玉
先日、男子ゴルフの松山英樹選手がゴルフの世界選手権「マスターズ」で日本人男子初の4大メジャー制覇を達成したことが話題になっていましたね。私はあまりプロゴルフの事は詳しくありませんが、なでしこジャパンのW杯優勝くらい凄く称えられるべき事なんだと思います。
そしてそんな松山選手の活躍を見て自分も何か挑戦したいと思った方におすすめのスポーツがあります。
そうです。パターゴルフです。
■シーズンの4戦目・4月大会実施!
さて、そんなパターゴルフの技術を競い合いつつ、全国的な普及を目指す私と私のATOK(あたおか)な友人は、全日本パターゴルフツアー選手権大会を今年1月から月に1度、日本各地を巡って開催しています。
そんな大会も4回目の試合が行われました。今回はその4月大会の模様をお送りしていこうと思います。
大会も中盤戦に差し掛かって参りましたが、前回大会までの成績をおさらいしておきましょう。
年間順位表 (3月大会終了時 PAR:210)
1 タンくん 勝ち点8 (スコア:200)
2 モリくん 勝ち点6 (スコア:217)
3 じょな 勝ち点4 (スコア:225)
そして各月の勝者は以下の通り。
歴代優勝者
1月in神奈川 タンくん
2月in千葉 タンくん
3月in岐阜 モリくん
タンくんがとりあえず強いのです。一部では高校時代パターゴルフ部に所属していたという噂もあり、「全員初心者でも楽しめるパターゴルフ」という根本を覆す、言わばドーピングとも言える疑惑も浮上していますが、ともかくタンくんが首位です。
しかしそのタンくんの独走を止める、会心の勝利が前回3月大会のモリくんの勝利なのであります。
今月はタンくんの復権はあるのか、それともモリくん連覇か、はたまたパターゴルフ界の眠れる獅子こと私じょなの初優勝なのか・・・。そういった状態であることをお伝えした上で、4月大会の様子を見守っていただけたらと思います。
出場する3名の選手(じょな、タンくん、モリくん)の詳しい紹介は、前回3月大会のレポートの「3月度大会を振り返る」の章を参考にしてくださいね。
なお、本大会開催日には東京都に緊急事態宣言が発出されていましたが、大会出場選手・及びスタッフはマスク着用、手洗い手指消毒の基本的感染症対策の徹底、並びに緊急事態宣言発出地域への訪問の自粛の基、大会は実施されました。
■4月大会の舞台は?
4月大会の舞台は埼玉です!
会場は、狭山市の「狭山リバーサイドゴルフコース」です。
ここは埼玉県南部の入間川の河川敷にある、ショートコース、グランドゴルフコース、パターゴルフコースを併設するゴルフ場です。
東京からアクセスも良く、また近くにはショッピングスポットもあるので、休日ファミリーやグループで気ままにパター・・・なんていうこともしやすい場所になっています。
今回はもちろん「パターゴルフコース」へ向かいます。
コースの紹介をしたかったのですが、コースマップがネット上に転がっていなかったので残念ながらイメージ図無しです。
本コースの特徴は18ホールあるのではなく、9ホールを2周するというシステムだったという事でしょうか。またすべてのホールPAR3となっていましたが、ヤードにかなりばらつきがあり、一番長いホールは59ヤード(約54メートル)もあるのにPAR3という、少々イカれたコースとなっています。
利用料金は、1000円(平日800円)、小学生以下のこどもは500円(平日400円)で、規模や施設の割にはお安いのではないでしょうか。もちろんレンタルパター、ボール付きの料金となります。
それでは今回もレッツパターなのであります!
■試合の内容~芝薫る整然なるコースでの戦い~
4月の晴天の中での試合ともなりますと、少々汗ばむような体感にもなります。この日は午前10:30頃からスタートしていましたが、まあ暑い。
クラブハウスからパターコースまで結構歩かされるので、すでに汗だく。
朝早かったからか、はたまたパターゴルフが知られていないのか、コースは貸し切り状態でした。
9ホールを2周するということで、1周目で各ホールの感触をつかみ、2周目のパフォーマンスに繋げられるような戦いができるかが勝負のカギになりそうな予感。
序盤のやや長めのホールで全員6打以上かかるなど、やはりこのコースすべてのホールでPAR3は少々納得いかない・・・。
6ホールまでは互角の戦いでしたが、本コース最長59ヤードの7ホールではモリくんがショットを乱し11打かかる事故が発生。残念だね。
一方なぜか日曜日の昼だというのに、グリーンのメンテをしていた9ホールでは、メンテ作業員のおじぃというギャラリーが見守る中、じょなが2打で沈めるミラクルプレーを起こす。おじぃに感謝なのである。
こうして1周目が終了。
順位表 (9ホール終了時 PAR:27)
1 タンくん 40
2 じょな 42
3 モリくん 49
何度も申し上げている通り、このコースはPARの設定がおかしいので全員大きくPARオーバーしていますが、ど下手集団という訳でもないはず。
そして大したトピックスもないのにちゃっかり首位に立つタンくん。プレーぶりが今回も安定しているという証拠なのか。
2周目になるとそこそこお客さんも増え始めました。
こんな風景が穏やかに続いていく、それもパターゴルフの醍醐味です。
子ども連れのファミリーも、老夫婦も、仲良くプレーできる。それこそパターゴルフの持つ魅力、そしてポテンシャルなのだと考えています。
良い写真だなあと思っていたんですが、送電線が邪魔やなあ!
2周目は残念ながら私じょなの学習能力が無いことが浮き彫りとなり、軒並み1周目より打数のかかるホールが続きます。おじぃ効果でミラクルを起こした9ホールに関しては2周目は7打もかかりました。本当クソ。
一方モリくんは1周目で乱れた最長ホールの7ホールをなんと2打で沈めるミラクル。30分間で11打かかるホールを2打で入れられるようになる学習能力は、さすが愛媛のプリンスと呼ばれるだけの人間力なのであります。
タンくんはというと、これまた特にトピックはありません。
タンくんだけに淡々とプレーしています。
え?
今回はこれまでの成績の悪さを反省し、
ゴルフに真摯に向き合うために正装をして試合に臨んだじょな氏
さてさてこうして2周18ホールを回りきりました。
序盤から終盤にかけて調子を落としたじょな、尻上がりに調子を取り戻したモリくん、そして特にトピックの無いタンくん。果たして4月大会の制覇するのは・・・!!
■4月大会の優勝者は・・・?
順位表 (18ホール終了時 PAR:54)
1 タンくん 76
2 モリくん 85
3 じょな 90
またもやタンくんが大会の覇者となりぬ。
この結果は、私じょなにとっても非常に悔しい結果となりました。なにせ4大会やって3回目の最下位・・・。私に握られたパター、打たれたボール、踏まれた芝。すべてに懺悔を厭わないのであります。
モリくんも前回3月を制しているだけに悔しい気持ちを露にします。彼はまた翌日の会社を半休していたようですが、その半休も休む資格が無いも同然なのであります。
そしてそれらの気持ちと裏腹にタンくんは4月で早くも3回目の優勝。パターの神がこの世にいるならば、何故タンくんの味方をするのか・・・。
こうして新たにタンくんには勝ち点3、モリくんに勝ち点2、そしてじょなに勝ち点1が付与されました。
■4月大会終了時の成績
今回の大会の結果を受けての順位はこちら。
年間順位表 (4月大会終了時 PAR:264)
1 タンくん 勝ち点11 (スコア:276)
2 モリくん 勝ち点8 (スコア:302)
3 じょな 勝ち点5 (スコア:315)
これってつまりは、じょながタンくんに追い付くには、最低でも3ヶ月を要するということだそうです。残り8大会ありますが、果たしてここからドラスティックな順位変動はあるのか―――。
晩春の新緑を背に、埼玉の地を後にした一行だったのでした。
■おまけ
今回の戦いのアフターでは、近場のスーパー銭湯へ向かいました。
お邪魔したのは「宮沢湖温泉 喜楽里別邸」です。
館内で声を発するなというマジキチ厳戒態勢でしたが、展望デッキから見える宮沢湖が素敵な場所でした。
■今回のパターゴルフ場
・狭山リバーサイドゴルフコース パターゴルフコース
http://www.srsgc.com/add/1253009885136/
大人1人1000円 子ども(小学生以下)1人500円
※平日はそれぞれ20%OFF
※パターとボールは無料貸し出し
関越自動車道「川越IC」より 車で15分
圏央道「狭山日高IC」より 車で10分
西武新宿線「狭山市駅」より バス
西武新宿線「新狭山駅」より 徒歩40分
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?