わたしの高校時代1
高校時代、同期の誰よりも石膏デッサンが下手だった。
焦った私は毎日始発で学校へ行き描いた。放課後も他の課題もしながら下校時間まで描いた。それでもダメだったから昼休みも描いた。デッサン以外も要領が悪く自己嫌悪しかなかった。
そして、ごはんを食べるのをやめた。
朝早いから起きてすぐ出発、お昼はお弁当を食べる暇なんてないから「お弁当要らない」宣言、夜は疲れはててご飯どころじゃない。
でも私はそれが異常で体に良くない(悪い)ことに気がつかなかった。尋常じゃないペースで痩せたことにも気が付かなかった。
卒業後随分経ってから、毎日一緒に通学していた友人が最初に気がついて他の子に相談してくれていたと知ってありがたいやら申し訳ないやらで感情がぐちゃぐちゃになったけど、その時は心配しつつも口にあまり出さず普通に接してくれていて、今も繋がってることに感謝している。
つづく。かも。
好きな芸人:ストレッチーズ