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何となく思っていること
令和6年も残すところあと二週間。
まだ一年を振り返るにはちょっと早いがそんなことを言っているうちにクリスマスが過ぎて慌ただしく大晦日を迎えることになるのだろう。
あれこれとバタバタしている日々だが今日は比較的穏やかな一日だった。
早朝にガソリンを入れに二十四時間営業のセルフスタンドに行って給油してから帰り道にコンビニで朝ごはんを買おうと思っておにぎりを何気なく手に取ったら一個250円近くしてびっくりしてしまった。
どうやらプレミアム系の高級価格帯の物らしく普通のおにぎりは150円くらいだった。
それでも高いなぁと思ってサンドイッチを見てみたがこちらも昔に比べるとずいぶんと強気な値段がついていた。
ああ、物価上昇…ともうほとんどの国民がうんざりしているであろうこの異常なまでの値段の上がり具合に来年もまだまだ続くのだろうなぁと思っていると頭の中で高田渡の名曲、値上げが聴こえてきた。
今の日本の景気の悪さも大概のものだが、高田さんがこの歌を発表した1970年代初頭も今と同じような感じだったのかなと産まれる前のことを想像して歴史は繰り返すのかと思ってしまう。
五十年前の昔から戦争は無くなっていないし、悲しいニュースも減ることはない。
それでもマッチ売りの少女が一本のマッチで儚い夢を見たように、小さな小さな希望を集めて必死で生きていかなくてはならないのが現実である。
街はクリスマスムード一色でご近所にもイルミネーションを派手に飾っている有名な家がある。
そういう何気ない風景を見ていると確かに人間のぬくもりも感じる。
幸せの定義は人それぞれだと思うが、今の私は非常に恵まれた環境で生きていると思う。
家族は健勝だし、世界で一番大切な愛する妻もそばにいてくれる。
これ以上の欲しがりは欲張りというものだ。
そろそろ私も五十路の坂を登る年齢になってきた。
体のあちこちに不具合が出てきてガタガタだが、どうにかこうにか生きている。
これからは自分が受けてきた恩を返していく番だ。
世の中は不条理だらけだが時折ご褒美のようにキラリと光る宝石のような体験をすることもあるので捨てたもんじゃない。
そういったキラキラを集めてパアッと散らせば自分の身の回りくらいはちょっとは明るく照らすことが出来るんじゃないかなと思うのである。
何が言いたいのかよく分からないnoteになってしまいましたが、来年からのちょっとした決意表明だと思っていただければと思います。
ドラクエのように無理せずがんばれ作戦でほどほどにですが。