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食欲はバリバリですよ。
7月に入って最初の週末。
台風が近づいてきているせいか気温はやや落ち着いていた。
その代わり湿度が高くて外で作業をしているとムッとした汗をかく。
予報では火曜日辺りに天気に影響が出そうである。
今年は梅雨がほとんどなかったので水不足が懸念されている。
台風というのは自然災害なのであまりひどいとなす術がないがまとまった雨というのは畑にとっては欠かせない。
その辺りのさじ加減は天のみぞ知るというのはもどかしい。
まずは来るべき台風に備えて空き缶や空き瓶をまとめて置いたり物干しざおを降ろしたりという基本的な事からエアコンの室外機のチェックなどやれることは結構ある。
昨日はそんなアレコレを片付けているうちに一日が終わってしまった。
夕方まで身体を動かしていると汗もかくしお腹もグゥと鳴る。
なのでとりあえずシャワーを浴びてスッキリしてから近所のスーパーへ行った。
昨日は時間が結構あったので余裕をもって店内を巡回することが出来た。
さあて何を食べようかなとこのエッセイの締め文がそのまま頭の中をぐるぐるしていた。
精肉コーナーを覗いてみると薄切りの豚肉が目立つ位置に置かれていたのでああ、これはもうあれを作るしかないなと思った。
メインが決まればあとはスルスルと副菜用の食材なども決まってくる。
野菜コーナーでレタスと長いもを買い足して後は牛乳と食パンという朝食セットを購入した。
それからお酒コーナーで定番のお酒をいくつかチョイス。
大体揃ったのでセルフレジで年齢確認をしてもらいつつ精算を済ませた。
帰宅して居間のエアコンにスイッチを入れて台所には扇風機を運んでくる。
さてでは作っていこうかなと言う事でまずは豚肉を細切れにザックリ切り分けて片栗粉をまぶしておく。
次に鍋にお湯を沸かしてそこに豚肉をくっつかないようにパラパラと散らしながら入れていく。
薄切りなのですぐに火が入るのでザルにあけていく。
ここで水洗いをして冷ますと肉が硬くなるので自然冷却するのがポイントである。
お次はレタスを手で一口サイズに千切って水で洗う。
後は玉ねぎをスライサーでスライスしたらこれも水でさらす。
ここまで用意が出来たらレタス、玉ねぎ、豚肉の順に重ねて仕上げにドレッシングをかけたら冷しゃぶの出来上がりなのだが、ここで一手間。
醤油とごま油、酢、酒、みりん、豆板醤を混ぜ合わせてそこにゴマをひと捻り。
後はニンニクチップと卵の黄身を上にのせたらスタミナ冷しゃぶの完成。
後は副菜も簡単に作っていく。
長いもが安かったのでおろし金で摺り下ろしてそこに片栗粉と少量の水を加えてよく混ぜる。
それを油を敷いたフライパンに流し入れて弱火でじっくり焼いていく。
焼き方のコツはホットケーキと同じで中央にふつふつと穴が開き始めるまで決していじらないという位だろうか。
人情として途中でひっくり返したくなるがこの長いも焼きは片面焼きに限る。
香ばしい匂いがし始めたらもうそれで焼き上がり。
後は砂糖醤油を塗ってから海苔を散らせばもう万全である。
副菜はもう面倒だったので昨日は二品で良しとする。
汁物は玉ねぎの切れ端を入れた味噌汁で仕上げにレタスを入れた玉ねぎとレタスの味噌汁で決まり。
では頂いていこう。
何はともあれまずはビールビール、冷え冷えのやつをプシュッと開けてグラスにトクトクトクトクと丁寧かつ大胆に注ぐ。
そしてお口でお迎えする、グビグビグビ…ッハァ~う、美味い。
最初の一口のビールの感動はずいぶん昔から知っているが褪せる事は無い。
ではとまずは長いも焼きをパクリ。
フワッとした食感に砂糖醤油の甘じょっぱさが良い組み合わせで箸が進む。
海苔も巻き込んで食べるといも餅に似た感じもちょっとしてこれがなかなか乙な味。
ビールとの相性もバッチリである。
では次にメインのスタミナ冷しゃぶを食べる。
思い切って箸で卵を突き崩して混ぜる。
パクリと食べるとニンニクチップスが香ばしくごま油の効いたタレに卵が加わってそれに豚肉を絡めて食べると懐かしのユッケを食べているような気になる。
もちろん野菜も一緒にすくってモリモリと食べる。
二本目のビールを注いで少しゆっくり目に飲む。
献立がサラダと長いもなのでとてもヘルシーな晩ご飯で罪悪感も薄い。
まあそれでもお酒はもう二本いってしまったのでプラマイゼロのような気がもするが。
ああ、食べた食べた。
お腹いっぱい食べて横になって片づけを後回しにしてウトウトしたのであった。
さあて、今日は何を食べようかな。