見出し画像

クリスマス・イブ✨🎄✨ 2年ぶりのゲームとカラオケを楽しんだ相手は、94歳の母親の面倒をみている63歳の方です。🎤💓④

その63歳のカラオケ友達とは、もう10年の付き合いになります。

雪国に住んでいる田舎のバツ1長男さん。

お父様はもう中学生くらい?に他界し、

それからはお母様が女手一つで

2人の子供を頑張って育ててくれたそうで。。

そのお母様はもう94歳になります。

ところが、10年前くらいから認知症を発症。

それまではバリバリと仕事をこなし、気丈な母親だったのに、

震災を境にどんどんと弱っていくその母親の姿を見ると、

今は慣れたけれども、最初の頃は本当に何度も涙が出てきた。

と、昨日初めて話してくれました。

私もその頃はとても精神的に大変で潰れそうだったのに、

なのに自分だってとても辛かっただろうに、

そんなの微塵も感じさせなかったところは本当に凄いなと。。

毎晩弱った母親の、寝る前にオムツを履かせ、朝になるとそのオムツを取り換え、着替えの時は、母親の自分の胸が息子に見えても 恥じらいも全然無くなった母親。。

それでも、髪を整えたら?とクシを手渡すと、一生懸命そのクシで髪を綺麗にとかそうとするのだそうです。

息子に胸が見えても気にしないのに、髪を整えるのはちゃんとやるのが不思議だと言ってました。

それから、デイサービスに日曜日以外、毎日行くそうなのですが、

デイサービスだの、老人ホームだのと言うと

「行きたくない!自分はそんなによぼよぼではない!」

と行きたがらないのですけど、

「学校に行くよ!」と言うと、喜んで行くようになるそうです。

そう言えば、私の父もそうだった気がしますし、

同僚のお父様も「学校行くよ」と言うと、抵抗なく行くそうです。

人間って年とってもプライドと向上心があるのですね。

食事に関しては、これまでは母親まかせで料理など何もできなかったのに、料理をさせると危険になってしまった母親の代わりに、自分がやるしかないので、

毎朝卵焼きから、みそ汁、野菜炒め等、簡単なものから作って

今では、自分のお昼のお弁当も作れるようにもなり、簡単にウインナーを詰めたり、昨晩のおかずの残りを詰めたりするだけだけども、毎日作っているのだと笑顔で話してくれました。

なぜ母親に料理をさせないで、長男である自分がするようになったかというと…。

いつもの通り、お母様が朝食用に卵焼きを作っていたのですが…

ある朝、フライパンに天ぷらでも作るかのように並々の油を入れて

卵焼きを作ったそうで。

それが何度か続いたので、なんかおかしい。。

と病院に連れて行ったら”認知症だ”と診断されたという訳です。

火を扱うお料理は危険なので、

「今日は俺が作ってみたいな~笑」

と言った事からがお料理を始めるきっかけだったそうです。。

震災の頃からなので時期は被っていますが

実は、これまでは私の方が20~30年もの間、とんでもなく辛い時期があって、その時は毎回私が現実逃避で大酒飲んで、同じような愚痴を繰り返し言うのに、相手は毎回真剣に聞いてくれて、

「うんうん、そうだね、大変だったね!よく頑張ったね!」と励ましてくれ

ストレス発散には大声出すのが1番だと

カラオケに連れて行ってくれ。

仕事終わりに他県から一時間半もかけて疲れているだろうに、私が満足するまで夜から朝まで付き合ってくれたり、私の欲しいものがあれば買ってくれたり、もう保護者みたいに優しくしてくれ。

それが今、全く立場が変わり ”私が相手を元気付ける側になったんだな”と思いました。

そこで、桑田佳祐「SMILE〜晴れ渡る空のように〜」 を歌ったのです。

たった一人で94歳の母親の面倒みるなんて、

どんなに大変な事だろうか。。。

「情熱を消さないで。1人背負わないで。」

「愛情に満ちた神の魔法も、気まぐれな運命にも心折れないで、

でなきゃモテないじゃん素晴らしきかな、YOUR SMILE」!


「1人背負わないで」、のところは相手を見て

手をグーにして、本当に、心を込めて歌いました。。

そう言えば……。私が辛い時は、

相手は長渕剛さんの「乾杯」と毎回歌ってくれていました。

「明日の光を身体に浴びて、振り返らずにそのまま行けばよい。

乾杯、今は人生の 大きな大きな舞台に立ち

遥か長い道のりを歩き始めた、君に幸あれ!」

歌の力って凄い。

凹んでいる人へ、下手くそでも歌で元気付けられるのならば

心の底から思いを込めて、相手を歌で元気にしてあげたいな~と改めて思いました。

下手くそな文章ですみません💦

それでは皆さまお休みなさい~(*^▽^*)☆彡

楽しい夢を見ましょうね~☆☆





いいなと思ったら応援しよう!