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大恋愛よりも死ぬほどの恋を




大恋愛って?





大恋愛と聞いて私は、
テラスハウスのハワイ編で
「死ぬほどの恋がしたい」と
言っていたタイシさんを思い出す。



彼は
「20代最後に死ぬほどの恋」を
求めてテラスハウスに加入した。

そして無事、恋を叶えた。


彼は恋の炎に巻かれて
死ぬほどの想いを
体感したかったのだろうなと
私は思う。







大恋愛って
時に人生を乗っ取られるほどの
吸引力がある。

いや、大恋愛でなくとも
モンゴル800が歌う
「小さな恋のうた」のような
可愛い恋でも
我を盲目にさせる。








大恋愛ってなんだろうか?



調べてみると
「通常の恋愛とはちがい、
不釣り合いな身分や状況を克服する恋愛、
略奪愛や障害のある恋愛などが当てはまる」
そうだ。



”大恋愛”を映画でいうと
「タイタニック」のような
生死をかけた恋愛。


ドラマでいうと
教師と生徒の禁断の恋を描いた
「中学聖日記」のような恋愛。


小説でいうと
三島由紀夫原作の「春の雪」。
こちらは身分差による
大恋愛を描いている。



”周囲の反対を押し切る”のが
大恋愛の特徴なのだろうか。

そうすると、
冒頭に述べたタイシさんの恋愛は
通常の恋愛になるだろうな。

うん、ただ素敵な恋愛だった。







それならハタチのときの私の恋愛の方が
大恋愛寄りだった”かもしれない”。



訂正。

ここは「かもしれない笑」にしておこう。

”笑”と書いてないと
きっと読む方が心配される。

大丈夫、
そんなに深刻な恋愛だった
わけではありません。





ただ、
当時の私はすこし
周囲の反対を押し切った。


相手の人を知っていた共通の友人は
「やめといた方がいいよ」と言ったし、


・・・うん、
みんな「やめときな」って言った。



結果やめておいた。

やめて正解だったと思う。

距離をとるのが一番の得策だと知った。






5年経ったいまTaylor Swift の
「I knew you were trouble」を聞くと
「あぁ、そうそう嫌な予感してたよね」
と曲に共感する。


私の中の大恋愛ソングは
この曲なのだ。









人生のうちに大恋愛をしてみたいと
思っていたけれど、

私も「死ぬほどの恋」に
方針変更しようかな。


死なないもんね、

"死ぬほど"だもんね。








この身が炎に巻かれるほど
誰かを想ってみたい。










・・・・あ。


もし炎に巻かれたときの
消火活動って何すればいいの?










※この話はフィクションです?

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