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2022年2月の記事一覧
失われた時間に気付く
ゆうちゃんは、寝たきりになる少し前からお腹の調子が良くありませんでした。
今思えば、もう内臓の動きが良くなかったのだと思うのですが、当時は食欲も普通にあったので、水の飲み過ぎや冷えによるものだと勘違いしていました。
整腸剤を与えて、一瞬良くなったこともありましたが、それ以降、良くなることはないまま、虹の橋を渡っていってしまいました。
ゆうちゃんがずっとそんな調子だったので、仕事帰りはまっすぐ一
信じるものは救われる(はず)
『A.I.』という映画、ご存知でしょうか。
スタンリー・キューブリック監督が作ろうとしていた矢先に亡くなって、スティーブン・スピルバーグ監督が後を引き継いだSF映画。
個人的にはこの映画、色んな意味でホラー映画だなと思っています。
母親が我が子やA.I.の男の子に向ける愛情も、A.Iの男の子が母親に向ける愛情も、時にとても独善的だったり狂気的だったり、人間のエゴが剥き出しだったり、無垢な子供
もしも願いが叶うなら
おそらく、年齢や経済的な理由でもう犬を飼うことはないだろう私です。
それでも犬が好き。ゆうちゃんがいなくなって、より強く思うようになりました。
本当に犬は尊い生き物です。
最近の私は、よそのおうちの子の写真に『良いね‼︎』をしたり、ネットニュースに上がっているよその子の動画を見ることが日記です。
最近特によく見ているのは、こちらの動画です。
大型犬の保護活動をしておられる方の、預かった子
区切りをつける大切さ
昔から、心霊番組が好きだった。
昭和の生まれなので、今よりも心霊写真の番組やオカルト系の特番が多かったのだ。
あと、土地に伝わる怖い昔話とかも割と好き。この辺はインターネットの方が色々怖いのが多くて面白い。
私自身は超鈍感なので、幽霊を見たことはない。
でも、人が死んでも残るものはあると思っているので、そういうものが、写真や映像に写ってしまうとこはあるのかもなぁと根拠もなく信じている。だから、
ゆっくりと変化していく
気圧の乱高下で瀕死の私です、こんばんは。
我が家の玄関は、上り框が30cmくらいあって、バリアフリー?なにそれ美味しいの?って感じなんですが、その上り框の縁には、小さな傷がいっぱいついています。
ゆうちゃんの爪の後です。
ゆうちゃんは、この上り框を起用に降りたり登ったりしていました。たまには足が滑って、コントのように顔をぶつけていたこともありました。
だんだんと歳をとってくると、その上り框
尊い生き物、汝の名は犬
ゆうちゃんが、認知症で今までのように動けなくなってから、色々失われてしまったが、その一つが、『床に当たる爪の音』だ。
『チッチッチッチッチッ』
フローリングに爪が当たってなるあの音は、かねてから、この世で最も尊い音の1つ(中学生の英語みたいな文章だわ)だと思っていたし、ゆうちゃんが寝たきりになってからも、もう一度聞きたいと願ってやまない音だった。
ゆうちゃんは、あの音をさせて廊下を歩いてダイ
回る回るよ、お犬が回る
ゆうちゃんのこと、だんだん書くことがなくなって来てしまった。
写真を見ながら思い返しているんだけど、肝心の写真もほとんどゆうちゃんが寝てるところを撮っているものなので、寝顔かわいいなぁくらいしか思い出せない。あとシャッターチャンスとしか思ってなかった気がする。
写真を遡って見ていたら(毎日見てるが)、私が実家に帰って来たのが、2013だということが判明した。もう9年も経つんだなぁ、早いなぁ。9