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基本グラデーションだよ

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日々、いろいろと起こる問題や事柄は、キッチリ白か黒か分かれているかというと、決してそうではないことのほうが多い。

なかなかそれを知るまでには、時間がかかるのだけれど、何が正しくて何が間違っているのかを判断するのには「一個人の考え方による」というところがほとんどです。

言ってしまえば、どちらの見方も正しく、そしてどちらも間違っているということが多くて、結論としては「人は感情によって動く生きもの」だからだと言えるでしょう。


例として、

あなたの働く意味」を教えてください。

という質問に対して、あなたは何と答えるでしょうか?

・働かないと生きていけないので、そのためのただの手段です、と答えた人がいます。 はい、正解ですね。

・バリバリお金を稼いで、リッチな生活がしたいから。 はい、正解。

病気の親を楽させてあげたいから。 はい、正解。

・働くことを通して、自分の人生を豊かにしたいから。 はい、大正解。

というように、答えは人それぞれ違いますがどれも正解です。ではこの人たちが一緒の職場でチームとして働いたらどうなるのでしょうか?

働く動機が全く違うので、相容れないですよね。まず、うまくまとまらないと思います。でもこれが会社組織の現実だと思います。

何もしなければ、

「何でもっと早くできないんだ!」とか「こんなのやっても無駄、無駄」「あいつは仕事ができない」、「あいつに協力はしない」「あいつはやる気が感じられない」みたいな言葉が飛び交うことでしょう。

#みんな正解なのに

実際に会社には、働くことに対してどんな動機やルーツ(根本)を持っているか、社員が100人いれば、100人とも違うと思うんです。

なのでそれをまとめ上げて、1つの方向に向かわせることは、とても難しいことだと言えます。

しかし、100人とも違うけれど、方向性としていくつかのグループ分けはできるはずで、「ただ稼げればいいグループ」だったり、「バリバリ働きたいグループ」だったり、「プライベート重視型グループ」だったり「自分の成長のためグループ」だったりといったように。

#例です

そのグラデーションが見えたら、なんとなくその所属グループへの対処の仕方が見えてくるような気がしますよね。一人一人、声の掛け方も変わってくるように思います。

チームを円滑にまとめて前に進めていくには、その人たちの動機やルーツ、感情を知っておく必要があります。その人が何を考えていて、何を信条としているのか、そして何が譲れないポイントなのか?

それを踏まえたうえで、白黒つけるのではなく(つかないので)グラデーションでうまくやっていくことが大事なことなのかもしれません。

限りなく黒に近い、私から共有いたします。





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