考えることをやめるな
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人はいろいろな問題を解決するためには、頭を使い、考えに考え抜いて、ようやく答えが見つかる。
・・・という時もあれば全然、答えが見つからないときもあります。
だけど1つ言えるのは、考えることをやめてしまったら、答えは絶対的に見つからないということです。これは言い換えれば、問題を解決することから「逃げる」という行為に等しいでしょう。
なので「考えられない人」は「考えられる人」より問題解決能力が劣るということになるため、人としての幅を持たせることが難しいということになります。
「考えられない人」はできることしかやらないので、できないことに立ち向かうことはできないし、難しいことにもなかなかチャレンジできないでしょう。そしてチャレンジをしたとしても失敗する確率が高くなってしまうでしょう。
せっかく人として生まれたので、常に考えながら、目の前の問題を解決しながら、アイデアを出しながら進んでいきたいですよね。
なので、問題が立ちはだかったら、まずは「逃げない癖」をつけたほうがいいと。
まずは逃げないと決める。
そしてありとあらゆる方向から、考えに考え抜くこと。
調べる、勉強する、相談をする、助言を求める、適度に休む。
そしてまた考える。
学校では常に答え合わせはあったけど、社会には答えがない問題がほとんどなので、自分なりの答えを見つけていく、ということが大事になります。
自分なりに出した答えはもしかしたら、人を傷つけるかもしれないし、とてつもなく一方的な答えになるかもしれません。ですが、それが自分の出した答えなのです。そしてそれを実行する。
修正は後からいくらでもしていけばいいんですね。
ただし期限があるものは絶対的に守らなければならない。
業績が上がらなければ、その戦略を考えなければならないし、いじめられているのなら、その脱却方法を考えなければならない。モテたいのならモテる方法を考えなければならない。隣家の騒音がうるさいのなら、その解決策を考えなければならない。
その方法には当然、決まった答えはないですよね。ただ、考えに考え抜いて、それを実行してみて、現状の問題が解決できるかもしれないし、できないかもしれない。
「よく考える」ということは「失敗の確率」をより下げていくという作業なんですね。
細部まで考えられる人は、より客観的にものごとを想像し、シュミレーションする能力が高いということなのでしょう。
そんな「細部まで考えられる人」になっていきたいものです。
今日、私が考えた分を共有いたします。