キミに火の玉はあるか?
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仕事においても、人生においても、「この人についていきたい」と思う人はどんな人ですか?
それは、その人の中に火の玉(覚悟)を持っているかどうか、それが決め手になるんだと思います。
例えば、
海で溺れている人がいて、救命胴衣や浮き輪を投げて助けようとはするんだけど、海に飛び込んでまで助けることはしない人。
寒さで震えている人がいて、毛布をかぶせてあげることはするんだけど、自分の服を脱いでまで、着せてあげることはしない人
火だるまになったマンションに取り残されている子どもがいて、放水はするんだけど、マンションの中に駆け込んでいくことはしない人。
極端な例えだけど、
つまり、自分の身を切ることまではしない(できない)人に、ついていきたいとは、なかなか思えないということです。
安全なところからしか、助けない。結局、それでは救えないことの方が多いし、ついていったとしてもこの先、助けてもらえるかどうかはわからないですよね。
反対に、助けられた人にとって、身を削って助けてくれた人(助けようとしてくれた人)というのは、、一生忘れられない人になるでしょう。
ついていきたい人=自分のことのように考えてくれて、行動をしてくれる人
と言えるんじゃないでしょうか?
それが仕事や人生において置き換えれば、立場や地位、評価など気にもせず、身を挺して部下を守ってくれることだったり、全力で一緒に戦ってくれることだったり、ピンチの時に一目散に駆けつけてくれる人が、ついていきたい人になるのではないか、ということです。
そういった人の中には確実に「火の玉」があって、そこには人が集まってくるのでしょう。
そうじゃない人でいうと、
自分ではなく、常に外部に何かを求めている人ってのは、まずこの「火の玉」を持ち合わせていないでしょう。
「仕事や人生がつまらないなあ」とか「なかなか良い就職先が決まらないなあ」とか「全然、会社が評価してくれない」とか「人に冷たくされた」とか言ってる人は、自分の中に「火の玉」を持っていません。
100%の自分を出して、覚悟を決めて、火の玉を燃やしていたら、周りも熱くすることができるし、みんなついてくるはずなので。
どうせなら誰かに、ついていきたいと思われる人になりたいですよね。
そのために「覚悟」を決めて、本気で何かに飛び込んでみる。
そうすれば、人生はつまらないわけがないし、いつのまにかフォロワーができてくると思います。
いつも余計なことに、火に油を注いでしまう私から、共有いたします。