『飽き性』という才能
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『飽き性』という言葉の印象はあまり良くないような気がしますね。
ーはい。
私は自分が『飽き性』だと認識しています。
そんな『飽き性』な人の特徴はというと、
・1つのことに打ち込めない
・中途半端に投げ出してしまう
・今やっていることに飽きちゃって、他ごとをしだす
とかだと思います。
一方、メリットを絞り出すと、
・飽きて、他のことを考え出して(飽きないように)とりあえずやってみる
・何にもしてないことにも当然、飽きるから、とりあえず何かしようとする
です。
これ、めちゃくちゃメリットじゃん、って思いました。
『飽き性』はうまく付き合えば(良い方向にもっていけば)何かしら行動ができるということです。
自己肯定するつもりは全くありませんが、『飽き性』が故に、現状の改善ができたり、もっと簡単な方法や、やりやすい方法を見つけ出したりができていくんだと思います。
もし飽きない人だったら、飽きないものだから『間違ったやり方をずっと繰り返してしまっていた』ということも起こりえますが、飽き性はたぶん工夫しだしますから、間違いとか効率とかに気づけるんですね。
#ほんと ?
あとは、仮説を立てて検証することによって、『飽き性』である自分なりの対策をとっています。
例えば経験から、
このタイプの顔の人はこんな性格なんだろうなあ、とか
こんなことやあんな話をすると、怒られるのかなあとか、笑ってくれるのかなあとか、喜ぶのかなあ、とか。
この本の著者って何が伝えたいんだろうとか、この会社はあの人がキーマンだなきっと、とか。
で、結果、全然違ったじゃんとか、だいたい予想した通りだったなあとか、ギリギリ攻めたけどやっぱり怒られちゃったよとか。
といった感じで、日々、飽きが来ないように1人で考えて予測して、行動して、結果どうだったかというのをやったりしています。
単純な入力作業とかでも、勝手に何かゲーム性を持たせてみようとか、営業でも誰かになりきってやってみようかなとか、
仕事上、飽きちゃいけないこと(やらなければいけないこと)は、上記のような自分なりの対策をして乗り切っています。
人生や仕事にはまだ全然、飽きていないので、まだまだやれそうです。
新しいことをやるためや現状を変えるための『飽き力』はあってもいいのではないか、と思っております。
『飽き力』で書籍化を狙っている私から、共有いたします。
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