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垣根をとる、混在する、融合が生まれる

2020年から断続的に始まったインドネシア東ジャワ州の生活で一番変わったことは「宗教が生活の真ん中にある」ことです。人口の90%がイスラム教徒(政府発表ですが、実数はキリスト教がもっと増えています)で、すべての国民は政府が定める6つの宗教、イスラム教・カトリック・プロテスタント・仏教・ヒンズー教・儒教のいずれかに登録しなければなりません。出生時に戸籍に〇〇教と記録されます。大学周辺の住宅地では1日に5回のイスラム教の祈りがモスクや町内放送で響き、祈りの時間を軸に生活が営まれています。

ハラル Halalu

日本でもハラル、ハラールという言葉は聞くようになってきましたが、イスラム教では豚肉やアルコールなどが含まれている食品は禁忌で、それらを調理した器具で料理されたものも食べてはいけません。信仰なのでどこまで厳格に守るのかは各自の判断ではありますが…
富山県射水市のローソンの記事にあるように、ハラル食品はイスラム圏からの人々にとっては必須で、食品のパッケージに国際ハラル協会のハラル認証があるものを選び食べます。

味はふつう

インドネシアの店先に並ぶ商品のほとんどはハラル認証されていて私も日常的に食べていますが、味は日本の物と似たり寄ったりです。ポカリスエット・味の素・日清ラーメン・ポッキー・オレオなどなども現地生産ハラル認証され人気があります。豚骨ラーメンはTONKOTSUチキンの表示があります(笑)


先ずは手を出して試してみたい

以前は機内食のコーシャフードなどは特別なもの。食べている方々の服装も特徴的だったので自分には入り込めない世界だと思っていましたが、次回の搭乗ではぜひコーシャを試してみたいと思います。国境は存在し文化の違いはあるけれど、思想や信仰には壁がなく、手を伸ばし互いに壁を取り除いて入り込んで知り合うことが共生の第一歩。自分たちの側からの提供だけにとどまらず、相手側の文化に飛び込むって大切💛pic ココナツがかかった練り菓子。珍しく甘さ控えめ美味

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