子どもに失敗させたくない親の心理とは?
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私は、誰にも負けない過干渉な親でした。決めつけが強すぎて、まわりがあきらめてしまうほどでした。何も怖くなかった。
私の言うことを聞いていれば大丈夫と自分を信じて疑わなかった。
だから子どもに何もかも世話を焼き、思い通りにしてきました。
息子が中学生になり、反抗を始めたときも「私の何が悪いの?」と聞く耳を持たなかった。順調にいく人生こそが幸せだと思い込んでいました。
今思うと、なるべくしてなった不登校です。
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なぜ親は子どもを失敗させたくないのでしょう。
それは、トラウマができてしまい、何もできなくなるのを恐れるからです。
親御さまがいつまでもお子さまを観察し、口や手を出し続けると、お子さまは自分から積極的に何かをしようとしなくなります。
お子さまが小さいうちはそれでも構いませんが、子育ては日々の積み重ねが未来につながっていきます。
中学生になると、お子さまは一人でやろうとする意欲が出てきます。
年齢を重ねるにつれて、まわりの友達がどんどん自立していく中で、「うちの子だけが何も一人でできない」と悩む親御さまが多いです。
そうした親御さまは、無意識のうちに、我が子を失敗させたくないと思って、口や手を出してしまっているのです。
今の自分を振り返ってみてください。
「私が子どもを信じよう。失敗は経験になる」と思って、手を離してみてください。
きっと半年後、一年後のお子さまは今とは別人になっています。
もちろん、はじめは失敗するでしょう。親が手を出さなければ、お子さまは知らないことだらけです。
親御さまもお子さまのジタバタに巻き込まれて、心臓がいくつあっても足りない経験をすると思います。
でも、それが、未来のお子さまのためになるのです。
自分で失敗するから、わかる。「次は、やらないぞ」と誓う。
そして、お子さまの変化を見たとき、親御さま自身も新たな希望と自信を持てるようになります。
お子さまの成長は、時に予想以上の速さで進むものです。
あなたは我が子を信じて待つ勇気を持てますよ。
いつもあなたを応援しています。
・親と子は全く違う人間。それがわかると楽になれます。
動かそうとしても動かない。あたりまえ。
親の言いなりになると子どもは苦しいからです。
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