ポスターでみる映画史 / 恐怖映画の世界 &自分の好きなホラー映画ポスター
先日、国立映画アーカイブにて行われた板「ポスターでみる映画史 Part4 / 恐怖映画の世界」というものに行ってまいりました。
垂れ幕にあるように「日本映画の歴史」もやっていましてそちらも大層良かったのですが、やはり「恐怖映画の世界」は自分にとって非常に素晴らしい展示で、大変楽しませて頂きました。
撮影可能なスペースは非常に限られていましたが、上記のようなクラッシックな作品以外にも代表作のポスターがこれでもかと敷き詰められており、Part4とは銘打っていますが十分に歴史を堪能できる展示会となっていました。入場料も安く人も少なく落ち着いて鑑賞でき、これはGoodです。国立映画アーカイブ、私の好きなスペースです。
映画のポスター(メインビジュアル)&キャッチコピーを見るのが好きです。商品は大体そうですが、映画においても90分~下手したら180分ほどの映画の魅力を1枚絵で表現するという難易度の高いミッションな為、ポスターには非常に知恵が凝らされるんですよね。昨今こそデジタル・マーケティングの隆盛によりその手法は多角化していると思いますが、それでもポスター(メインビジュアル)&キャッチコピーの持つ力は多大なものがあると思います。
以下、私の好きな「ホラー映画」のポスター&キャッチコピーを紹介します。映画全体でも良かったのですがちょっと絞り切れなさそうなので一旦ジャンルをホラーに絞りました。なお、キャッチコピーは様々な種類があるのが主流なので、ご紹介した以外のキャッチコピーで有名なものがある可能性ももちろんございます。ご了承ください。
エイリアン(原題:ALIEN)
キャッチコピー:In space no one can hear you scream(宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも届かない)
遊星からの物体X(原題:The Thing)
キャッチコピー:Anytime. Anywhere. Anyone.(いつでも、どこでも、誰でも)
サスペリア(原題:Suspiria)
日本語版キャッチコピー:決して一人では見ないでください--
ハウリング(原題:The Howling)
日本語版キャッチコピー:5分前は人間だった
ということで原題から好きなもの、日本語版が好きなもの、を4枚紹介いたしました。他にもいろいろとありますが、特に好きなものに絞った感じですね。
一番好きなのは断トツで「エイリアン」です。ポスターとキャッチコピーの醸し出す不穏感が溜まらないですね。「エイリアン」は 2の「The time It's war!! (今度は戦争だ)」も有名ですね。(2からはキャッチコピーがまさに示している通りホラーではなくアクションになりますが…。)
以上、国立映画アーカイブ展示会のご紹介と、自分の好きなホラー映画のポスター及びキャッチコピーの紹介でした。