【桜 稲垣早希という女性】ロケみつを見て泣いたんだ 。
今日もみなさまお疲れ様です。
日々、ディズニーデラックスに感謝しつつ、この間はラプンツェルを見ました。(また別note書く!)
今日はふと思い出した、昔大好きだった番組のことを!
いや本当にふと思い出したんですよね。。
この番組、ほんとうに好きだった。
【ロケみつ】という番組、知ってますか?
大阪のテレビ局でやってた番組がユーチューブに落ちてたので見てたんですけど。吉本の芸人が、日本や海外を旅してそれをブログに書いて、翌日のコメント数に応じて旅の資金が決定し、目的地までたどり着けるのか?という結構なサバイバル旅。
もうこの番組好きすぎて、、、全部見たし、特に桜 稲垣早希というエヴァのモノマネをする女性芸人さんのを見て私は当時感動の渦にいました。
リアタイで進むこの企画。
つまり資金は、視聴者さんのコメント数次第。
数によっては、一日何も食べれないかもしれないし、宿にすら泊まれないかもしれない。逆に、高いレストランに行ける日もあるし、豪華列車で移動出来たりする。
今だったら、ツイッターのリツイート数とか、インスタグラムのいいね数なんでしょうか。でも、私はこの「ブログ」というコンテンツが絶妙にいい立ち位置にいると思うんです。
今時、芸能人の「ブログ」にコメントをする人なんて相当なファンだと思います。ロケみつの桜 稲垣早希篇が放送されていたのは、2012年-2014年。
まだインスタなどはふわふわしてたと思います。なので、この時代の「ブログ」という存在と、この番組の企画はとてもいい相性だと思います。企画した人、すごいと思う。
そして、私がその桜 稲垣早希さんの旅の中で一番感動したのは
「涙のイタリア宿探しで奇跡が?! SP」
ヨーロッパ横断中、イタリアを通過するお話です。
(4部に分かれていて、なぜか2がありませんが、1→3→4でも大丈夫です)
この旅、彼女だけじゃなくてもちろんカメラマン、ディレクターといるですが、黒子として企画の手伝いはしません。番組進行はしても、英語が通じなくても、道を間違えても助けることはしません。そこが、いいんです。
視聴者は、彼女の気持ちになれるし、一緒に喜んだり悲しんだり。
このイタリア篇は、朝9時のサイコロタイムで13万ユーロもあった資金を全額失い、地獄の宿探しが始まるというお話です。
決して、お金で買えるものが全てじゃないです。ということが、学べます。これはもう、教材です。
全額失った彼女は、その後2回目のサイコロタイムで26ユーロしか残らず。
宿探しにイタリアの夜を彷徨うわけですが、
「Expensive(高い)」さえ分からない英語力で、
「I want to HOTEL」と言い続け、
どのホテルもユースホステルも最低50ユーロは必要だそうで、追い払われてしまいます。
そこで出会う一人のイタリア人。見た目バックパッカーっぽい感じですが、困っている彼女を見て宿探しを手伝ってくれる展開に。
このイタリア人が、ほんとうに素晴らしい人格者だったんです。
何件も何件も、ユースホステルよりもやすいB&B(ベッド&ブレイクファースト)まで探してくれ、さっき出会ったばかりなのに、手助けしてくれるんです。天使ですか?マザーテレサですか?
途中、二人はとあるB&Bの意地悪なイタリア人にあしらわれ。
「部屋は満室なんだから、もう協力する気は無い」
と言われてしまいます。世界には、いろんな人がいるね。
落ち込んでしまった彼女。
夜も深そう。かなりの距離を歩いています。
その後、60ユーロのホテルを通り過ぎた時、そのイタリア人がこう言いました。
「君が持っているのは、26ユーロ。もしよかったら、僕のお金を足してこの60ユーロのホテルに泊まるかい?」
「え?」
初めて会った人です。別に知り合いでもないし、何かしてあげたわけでもないし。
ただ同じ時間に同じ場所に居ただけなのに、そんな優しい言葉、かけられるでしょうか。
あまりの優しさに、彼女は道で泣いてしまいます。
「どうして泣くの?僕のお金をあげるよ、何もいらないから」
お札を渡そうとする彼に向かって、
「No!No!」と言い続ける彼女。
「どうせ無くなるお金なんだ、お酒とかタバコとかで・・・」
彼女は、押し問答の末。
結局お金を受け取りませんでした。
それでも、一緒に宿探しを手伝ってくれるというイタリア人。
その後の展開は、是非みてみてください・・・・・。泣
という、一部だけ抜粋してお送りしました。
この番組を見て、なんでこんなに共感するのかというと
私も似たような経験をしたからです・・・はあ(思い出す)。
この話は、また別のnoteに書きますね。
とにもかくにも、この「ロケみつ」という番組。
人生で大切なことってなんだっけ?という問いのような映像です。
そして、桜 稲垣早希という女性が本当に純粋で、
よく笑う人で、
英語も間違いまくってるけど、ポジティブに一生懸命伝えようとしている姿があって。
彼女がこの番組出ていなかったら、見てなかったと思います。
エヴァのアスカの格好をして、海外を旅しているので相当いろんな目で見られていたんだと思います。しかもアジア人で、英語もしゃべれず。
またこれも、別角度での同じ経験があるんですが、
知識だけをひけらかす人はわたし苦手で、
さらにそれを「君は分かってないね」と勝手に烙印を押してくる人は本当に苦手というかもはや嫌いの領域に達します。
今わたしはあなたと、対等に、話したいと思うのに。。。
なんで上下つけるん??
ってなる。
知識の共有の仕方も、いろいろあると思うんです。
人と、楽しく話すことにおもきを置いてる人はきっとそんなことしないと思います。
桜 稲垣早希さんは、人と本当に楽しそうに話すのが画面越しでも伝わってくるんです。
旅は自分だけのものじゃなくて、
人との出会いを共有することがとても素晴らしいことなんだと教えてくれた気がします。
なんか、だらだら書いてしまった...。
ロケみつ、復活してほしい。
そして、日本で困ってる外国人がいたら
私も助けてあげたい。