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決壊

※少し汚い表現があります

久しぶりに、食事会でやらかしてしまった。厳密に言うと、食事会中というよりその後の話だ。

食べ過ぎでとんでもなく気分が悪くなった。これを打っている今はだいぶ落ち着いたけれど、一次会でお暇させてもらったのが救いだったようにおもう。

正直、わたしの胃のキャパシティは少ない方だ。良く言えば「燃費が良い」ということなんだけど、別にそれで痩せるわけでも無く、ただ消化が遅いのだ。

以前パーソナルトレーニングを受けていたときに知ったこと。当時トレーナーの方に「夕飯はできれば19時前に済ませた方が良い」と言われて、「そりゃ厳しいぜ……」と甘ったれの実家住みは頭を抱えてしまった。

普段は、外食があるとわかっていると、朝食や昼食の量を減らすなどして調整して臨む。

この食事会も、以前から参加は決まっていた。けれど、昼食も外食だったのが大きかった。こうなると、食べる量の調整も少し難易度が上がり、さらに昼食と食事会(夜)の間の時間があまり空かなくなるのも追い打ちをかける。

もし満腹度をダムで表現するならば、突然の大雨によって水位が上がり、決壊寸前の状態に近い。

極めつけは、食事会がアラカルトではなくコースだったこと。これは人数の関係もあるし、食事そのものは大変美味しいし、はっきりいって誰も、何も、悪くはない。

けれど、わたしの中ではトドメだったことは確かだ。ダムは決壊した。もしこれを食事中に読んでいる方がいたら申し訳ないが、要は帰り際に駅のトイレに駆け込んだ。

食事会など人が集まる場は、嫌いじゃない。頻度に左右されるところも状態によってはあるけれど、好きなほうだ。

でもこうやって食事ひとつで不安になる自分を見つめると、なんだか情けない気持ちになる。相手にも気をつかわせたくない。

帰りに水分補給のために急遽買ったペットボトルの水を飲んで、その冷たさを感じたとき、なぜか少しだけ涙が出た。もっと気兼ねなく楽しみたいし、そのための工夫をもっと模索したい。

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のん
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