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学ぶ上での「楽しい」の中身。

今日は、とてもたのしみにしていた用事があった。人に会う用事。美味しいパスタやケーキを食べながら、よもやま話で盛り上がる。たくさんたくさん、本音で話せた時間だった。

ご一緒した方は、コーチングをきっかけに知り合った。だから自然と、それ自体や周辺のことも話す。そこでふと出た話題を、反芻している。

「コーチングを勉強していて〝楽しい〟って思う?」

ははあ、と一瞬立ち止まる。よくよく考えると、“楽しい”って意訳も含め結構たくさん意味があると思った。それまでの話の流れから、ここでの“楽しい”は『fun(楽しい、おもしろい)』と『fan(ファン、熱狂的支持者)』、両方含んだ意味だよね、と確認しあう。それを踏まえると、あっさり答えが出た。

楽しいか、楽しくないかの2択だと後者だ。けど、『interesting(興味深い)』という意味での“たのしい”はある。

熱狂的な楽しさとか、テンションってすごく視野が狭くて、「それしか見えていない」感じがする。なんだろう、信仰っぽいというか。学ぶ上でのたのしさは、そういうものではなく、どこか冷静さも含んでいて、しんしんと積もっていくようなものじゃないかと思う。コーチングを学ぶ上では、よりそこが必要になってくる気がする。

楽しい(interesting)けど、楽しくない(fun、fan)。抽象度の高い話だけれど、忘れないでおきたいと思った。

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のん
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