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裁断機と連想ゲーム

同時多発的にいろいろなことを考えたり、手を付けてしまう癖がある。

ペーパーレス化が推進されている昨今、それでも会社ではどうしても複合機を使い、印刷することはなかなか避けられない。新品の紙に印刷されたものがお役御免になった時、そのほとんどが「裏紙コーナー」に溜まっていく。

再度の印刷に使用されるのが主な使い道だけれど、メモ用紙代わりに使われることもある。そのまま使うこともあれば、時折、裁断機で文庫本よりも一回り小さいくらいのサイズに大量にカットして束ねて使う。電話を受けた時のメモなどに便利だ。

会社で使う裁断機は、軽量で刃がスライド式のもの。まっすぐ、まとめて10枚ほど裁断できる。

裁断していると、中学生のころの美術準備室のシーンを思い出す。そこにも裁断機があったけど、刃がついたレバーを振り落とすタイプのものだった。当時美術部だったわたしは、いつも少しビビりながら画用紙をカットしていた。

小さくした画用紙は、文化祭で配布する栞をつくるためのものだったと思う。そこに部員が各々絵を描き、ラミネート加工して穴をあけ、リボンを通す。

栞と言えば、最近読みかけの本が貯まっている。一気に読み切りたいなあと思いつつ、なかなか着手できなくて時々悶々としている。ちょっとずつ読んでいくしかないんだろうな。

……とまあ、こんな具合に、いつも連想ゲームのように考えが飛んで行っては、最初に何を考えていたのかを忘れてしまう。

今日のヘッダーは浅草寺にて

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のん
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