こういう場合の「本気」の正体。
昨日、『THECOACH認定CACPまでの道のり&プロコース座談会』に参加しました。
「CACP(THE COACH Academy Certified Professional)」とは、コーチングスクール・THE COACH Academyの認定資格のこと。THE COACHが定める要件を満たした、プロフェッショナルなコーチに付与されます。
イベントでは、資格を取得したコーチ4人が登壇。当時のことを赤裸々に振り返りつつ、いろいろ忖度なく話してくれる場ということで、録画はなし。今回は2回目の開催で、1回目に参加できなかった身としては大変ありがたい場でした(この会は録画なし、ということなので具体的にどんなお話をしてくれたのかは差し控えます)。
参加して考えたひとつは、「本気」とはなにか、ということ。皆さんの話に耳を傾けながら、その正体を垣間見たように思います。
こんなことを書くと元も子もないかもしれないんですけど、少なくともコーチングって、お金を払えれば然るべきスクールで勉強できるし、そうじゃなくても書籍を読んで実践を積み重ねれば、多分それなりに形になる。勝手にコーチと名乗ることもできてしまう。
CACP取得は、「本気」の可視化の方法のひとつ。信頼のボーダーラインになり得るもののひとつ(絶対取らなきゃいけないものではないけれど)。
んで、「本気」って何かっていうと、山登りのルートを開拓することじゃないかと思ったんですよね。山頂が目標達成、今回で言うと「CACP取得」だとして。その山頂に向かって、どう登ればいいか、等高線を見つめて、考える。いざ麓に立つと、霧やら靄やらが立ち込めて、視界は最悪かもしれない。
じゃあその霧を晴らすにはどうすれば良いのか、そもそもその正体は何なのかっていうのを、丁寧に丁寧に分解して。苦しいことは変わらないけど、少しでもそれを軽くして、得意なルートを、歩きやすいルートを見つける。当たり前のことだけど、改めて思い知らされて。
八方塞がりだなって、思ってたんですけど、まだやれることがあるんだなって靄がちょっと晴れてきました。開催してくださったみなさま、ありがとうございます! ストレートなルートを辿れるか、遠回りするかは、「本気」しだい。