最高のチームに変わる「仕組み」のつくり方
【著者紹介】
・石田 淳
・株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者
・社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事
(HP見た所、2015年設立して2016年には閉鎖?)
・米国行動分析学会会員、日本行動分析学会会員
【内容紹介】
(若い世代と上司世代との認識のズレ)
・若い世代は「給料・出世・地位」よりも「自分の時間」が大事。
・日本は少子高齢化で人材不足となる。若い世代に辞めずに会社に残ってもらうことが必要。
・そのためには「残業ゼロ」を目指す必要がある。(若い世代が自分の時間を確保できるため。)
・飲みニケーションや叱咤激励などで個人の内面へアプローチするのではなく、個人の行動に着目して行動を変えさせる。
(具体的な方法)
・部下の行動を分析、数値化してフィードバックする。
・望ましい行動を行なっているか、チェックリストを活用する。
・具体的な指示を出す。
・1日1回声かけをして困っていることを聞き、アドバイスする。
・ほめることを仕組み化する。
【感想】
・前半の2章は上司世代(40〜50代)に対して、ひたすら若い世代の人の考えや常識が昔とは変わってきているという説明。
・若い世代が望んでいることが「自分の時間」という点は共感。
・そのために残業ゼロを目指すというのも理解できる。
・具体的な方法論は体系的ではないように感じられた。
また、部下へのフィードバックはリーダーが部下の業務をよく理解していないとできないレベルのフィードバックであるため、よその部署から来たリーダーも同様にできるか疑問。
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