第一章②人生初の？ロールキャベツ男子

2020年11月10日 11:27

飲み友達のA子の為に、酔った勢いで逆ナンした私が、結局、20代2人のLINEをゲットする事になった。飲んだ次の日に早速LINEしてきたのは…まさかの・・・

記憶のない時間

逆ナンした後、行ったお店でLINEを交換したところまでは覚えている…

翌日、仕事が休みだったこともあり、明け方まで飲んでしまったらしいのだが、途中記憶が、途切れ途切れ

仕事は休みだけと、翌日とあるコミュニティーでの昼のみ会があったので、二日酔いになっている場合じゃなかったのだけど、盛り上がったのだから仕方ない(笑)

後日、A子に聞いた話だけど、途中まで無口だった「ヒロ」に気を使ったのか？私からめちゃくちゃ話しかけ、しまいには「ヒロ君ってかっこいいね～私、好み～」などと言っていたらしいのである(笑)

確かに・・・イケメンではないけれど私の好みの顔だった

私もA子も年齢を聞かれたらしく、32歳と44歳と答えると「え！！マジっすか！！あゆさん44歳？？うっそ！見えない！！」と言われ、挙句「44歳とか嘘ついて、若く見える～って言って欲しいんでしょ？？」と詐欺呼ばわりされたらしい。

まあ、年齢なんてゼッケンみたいなものだから、どうでも良いんだけどやっぱり年齢より若く見られるのは嬉しい。

そんな事があったらしく、記憶が無い時間に、恐らく私はいい気分になり、ヒロ君好き好き攻撃をしたに違いない・・・多分・・・

ヒロだった。

私があるコミュニティーの昼のみ会に参加する話をしていたらしく、心配して連絡をくれていた。

昨日はお疲れ様でした！体調は大丈夫ですか？昼のみ会に行けそうですか？

そんな内容だったと思う（7年半前のLINEの内容なので）

優しい子だな～と思いながら返信すると、レスポンスがめっちゃ早い！LINE世代年だな～と感心しつつ、これがきっかけとなりLINEのやり取りが始まったのである。

一方、もう一人LINEを交換した最年少のヤングマンはそれから2日後くらいに連絡してきた

女の子いつ紹介してくれますか？

それな(笑)

ヒロとの違いにちょっと笑ってしまったけれど、まあ、健全な20代だな～と、早速、職場の女の子たちに相談してみる事にした。

もちろん、ヒロにも連絡した

ヤングマンに女の子紹介するけどヒロ君も来るよね？女の子2人声かけるね

ヒロからの返事は「ありがとうございます」だった。

私の以前の職場は、冠婚葬祭関係のキラキラしている方の仕事だった、女の子たちも20代で役職が付いたり正にキラキラ女性の職場。美人も可愛い子も本当に多かった。

私は40過ぎてから、その職場に中途採用だったので、自分の娘くらいの年代の子が同期だった。

女の子を紹介する時に気を付けている事は、男子が女の子に話しかけるのをためらうほど、キラキラしている子を紹介しない。という事。

ヤングマンは背も高いしスタイルも良いけど・・・お世辞にも女慣れしているようには見えなかったので、今回はキラキラ系ではなく清楚純情系にオファーをかけてみた。

長女気質の仕切り屋の私に掛かれば、合コンセッティングなんてお茶の子さいさい(笑)あっという間にミニ合コンの当日になった。

とはいえ、お互い初めて会うのにミスがあってはいけないので、最初の10分程、私が同席する事になった。

今回、紹介した女の子は23歳2名。私の同期の子と、そのお友達。美人というより可愛らしい感じの子だし明るい素直な子たちなので私も自信満々で彼らが来るのを待っていた。

間もなくして、4人が揃い合コンスタート！出だしは好調～明るい雰囲気で会話も盛り上がっていた。よしよし（にっこり）そろそろ熟女は退散しますか…

じゃあ後は宜しく！私は帰りま~す

任務を無事に終えて家路に向かうその時・・・LINEに着信が！何かあったのかな？と確認すると

俺はあゆさんともっと一緒にいたかったです

ヒロからだった。

ん？！こ、これは！

私は確信した…

こりゃ一回くらいデキるかもな・・・

つづく

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